バッファローとGMOメディアが提携し、教員支援の新たなスタイルを提供

教育現場でのデジタル化は急務となっています。今回、GMOメディア株式会社と株式会社バッファローが手を組み、教育現場の負担を軽減する新しいソリューションを発表しました。バッファローの法人向けWi-Fiアクセスポイント「AirStation Proシリーズ」と、GMOメディアの高校教員向け課題作成サービス「コエテコStudy byGMO」が連携。これにより、教員の日常業務の効率化が期待されます。

近年、教育界は教員不足という深刻な問題に直面しており、教員の業務負担はますます増加しています。この状況を背景に、GMOメディアは教務DXの推進が必要だと考え、バッファローとの連携を実現。具体的には、両製品の動作確認を行い、最適な使い方を模索しています。

「コエテコStudy byGMO」は、5,000問以上の問題をデータベースで管理しており、教員は短時間で課題を作成，配信できます。これにより、教育現場における教師の時間を大幅に削減し、効率的な授業運営が可能になります。特に、情報Ⅰなどの科目に特化し、CBT形式での配信から採点、さらには分析までをワンストップで行えるため、教員にとって非常に便利なツールと言えるでしょう。

また、バッファローのWi-Fiアクセスポイントは、学校現場特有の多台数接続に対応した安定した通信環境を提供しています。公平通信制御機能の導入により、同時に使用するタブレットやデバイスでも通信の遅延を抑えることができ、生徒たちに双方向の学びを促します。実際に、授業中に動画再生を行っても快適な授業環境が保たれるため、教員も安心して授業に集中できます。

これらのサービスは、全国の高等学校を対象に2026年3月末まで無料トライアルのキャンペーンを実施中です。バッファローのWi-Fiアクセスポイントを利用している学校が対象で、申し込み方法は簡単。公式の申し込みフォームから必要な情報を入力することで、2営業日以内にアカウントを発行、その後すぐに試用を開始できます。

また、GMOメディアが展開する教育サービスは、より多くの学校に対する支援を目指しており、今後もバッファローとの強力な連携を続けていく予定です。これにより、教育現場におけるDXの推進を加速させることを目指しています。とはいえ、この取り組みが全ての解決策では無いことも承知していますが、学校現場におけるデジタルの進化は、教員がより革新的かつ効果的な教育を提供するための一助となるでしょう。そして、GMOメディアとバッファローの連携は、その一歩を踏み出すための柱となることが期待されています。

最後に、GMOメディアは創業以来、インターネット上で自社開発のサービスを展開し、教育市場にも力を入れています。これからも教育の未来を見据えた新たなサービスを提供し続けることで、教員や生徒たちの学びをサポートしていくことでしょう。