FRONTEOが特許取得
2024-08-19 10:01:39

FRONTEOが独自技術で韓国特許を取得、自社AI「KIBIT」の進化が期待される

株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏)は、画期的な自然言語処理技術「Concept Encoder2」について、韓国特許庁から特許査定を受けたことを発表しました。この技術は、日本と米国に続く特許取得となり、AI技術の国際的な展開において重要な一歩を踏み出しました。

FRONTEOの「KIBIT(キビット)」は、特化型AIとして、複雑なデータ解析を効率的に行なうことができます。その中心に位置するのが、今回特許が認められた「Concept Encoder2」です。この技術は、異なる特性を持つ複数のコーパスを統合できる特徴を持ち、それにより各分野の特性や構造を維持しながら最適な解析を行うことが可能になります。これまでの自然言語処理では、コーパスの統合によってデータの一体化が起こり、固有の特徴が失われることが多かったため、この技術は非常に画期的と言えます。

具体的には、学術分野や口語体と文語体のデータを組み合わせる際に、それぞれの特性を崩すことなく、相互に有益な情報を抽出して解析することができます。これにより、医療や法律、ライフサイエンスなど多岐にわたる専門分野において、より精度の高いAIを開発し、実用化する道が開かれます。

特に、FRONTEOが強化するヘルスケア分野においては、この技術が薬剤開発や効果分析に貢献することが期待されています。様々なデータソースを統合し、それぞれの情報から新しい洞察を得ることで、より効果的な治療法の発見が促進されるでしょう。また、この解析能力が、専門家の判断をサポートし、複雑な問題へのアプローチを容易にする助けとなります。

さらに、FRONTEOは従来のAI技術が持つ限界を克服するため、少ない計算量で高い性能を実現しています。同社は、特許を取得済みの「Concept Encoder」と組み合わせることで、短時間で最適なベクトル表現を算出し、複数のコーパスを効果的に横断解析することが可能です。

また、FRONTEOは「KIBIT」を広く社会に実装し、様々な分野での応用を進めています。情報の可視化技術やリスク管理、経済の安全保障に至るまで、その影響力は拡大中です。

FRONTEOは、2003年の設立以来、国内外での事業展開を続けており、特に日本、米国、韓国、台湾市場に強い存在感を示しています。今後はさらに多様な領域での社会課題に対し、AI技術を活用して解決策を提供していく方針です。

このように、FRONTEOが韓国で取得した特許は同社だけでなく、AI業界全体においても将来的な発展の一端を担うものとして注目されています。これからの成果が期待される中、企業としての成長を続けるFRONTEOから今後目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社FRONTEO
住所
東京都港区港南2-12-23明産高浜ビル
電話番号
03-5463-6344

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