大和ハウス工業が5年連続ゴールド受賞
大和ハウス工業株式会社が、職場におけるLGBTQ+支援の指標である「PRIDE指標2025」において、「ゴールド」を受賞しました。この受賞は、2021年から5年連続の快挙です。この成果は、社内でのダイバーシティ&インクルージョンの取り組みが評価されたことを示しています。
ダイバーシティ&インクルージョンへの取り組み
大和ハウス工業では、LGBTQ+を含む多様な人材が能力を発揮できる職場環境の整備を重視しています。具体的には、安心して働けるように社内制度や体制を整え、全社員にその重要性を周知しています。
一つの重要な施策として、外部スタッフによる専門的な相談窓口の設置があります。この窓口は、社員が安心して相談できる環境を提供し、実際の利用も増加しています。また、同性パートナーに配偶者と同等の福利厚生を整備するなど、具体的な取り組みが進んでいます。
全社員を対象とした研修や、入社時のEラーニングを通じてLGBTQ+に対する理解を深めるイベントも定期的に開催されています。この取り組みにより、職場全体の意識向上を目指しています。
PRIDE指標とは
「PRIDE指標」は、任意団体work with Prideが2016年に策定した指標で、企業や団体のLGBTQ+への取り組みを評価するためのものです。この指標は「PRIDE」の5つの評価基準から構成され、各企業は「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」の3段階で評価されます。特に「ゴールド」の認定を受けた企業は、国や自治体などとの協働活動も推進しています。
今後の展望
大和ハウス工業は今後もダイバーシティ経営を強化し、LGBTQ+だけでなく、女性や障がいのある方、シニアなどの多様な人材が多角的な視点で企業経営に貢献できるよう努めていく予定です。これによって、持続的成長や人的資本の価値向上を目指しています。
持続的なダイバーシティ&インクルージョンの推進は、企業の成長に不可欠な要素であり、大和ハウス工業はその模範となるべく、これからも取り組みを続けていくことでしょう。さらに詳しい情報は、大和ハウス工業の公式サイトでご覧いただけます。
大和ハウス工業のダイバーシティ推進について
PRIDE指標について