「操酒(そうしゅ)アドバイザー」資格の新たな幕開け
日本の酒文化の普及に寄与する一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーション(JSA)が、このたび新しい資格「操酒(そうしゅ)アドバイザー」をスタートさせました。この資格制度は「日本酒を圀酒から、国際酒へ!」という理念のもと、日本酒だけでなく、全てのお酒を「健康的に楽しむ」ことに焦点を当てています。近藤淳子理事長のもと、国内外でのSAKE EXPERT®資格取得セミナーも手がけており、今回の新たな資格は時代のニーズに応えるものとなっています。
時代に即した「お酒と健康」に関する知識
最近の飲酒スタイルは多様化しており、特に「お酒を飲まない」という選択をするソーバキュリアスライフスタイルが注目を浴びています。コロナ禍の影響で、国際的にも機能性ドリンクやノンアルコール飲料の人気が高まっているのです。2024年、厚生労働省が『健康に配慮した飲酒ガイドライン』を発表予定とのことですが、いよいよ飲酒に関する考え方が変わりつつあります。
「操酒(そうしゅ)」とは、自らの意志で飲酒をコントロールすること。操酒アドバイザー資格取得のためのオンラインセミナーでは、専門家による医学的エビデンスをもとに、健康的な飲酒法や二日酔い防止のテクニック、さらには健康維持に役立つ知識を学ぶことができます。
講師の紹介:葉石かおり氏の知識
このオンラインセミナーの講師を務めるのは、酒ジャーナリストでJSA会長の葉石かおり氏です。葉石氏は『酒好き医師が教える最高の飲み方』や『名医が教える飲酒の科学』といった著書を持ち、累計21万部以上を売り上げた人気作家です。10年間にわたってドクターを取材し、「一生健康にお酒を楽しむ」ための極意をセミナーに詰め込んでいます。
資格取得のメリットと今後の展望
最近、日本酒やワインに関連する資格を持つ方は増えてきましたが、お酒と健康について語れる人は限られています。操酒アドバイザー資格を持つことは、他の飲酒関連資格と大きく差別化できる強みになります。現在、JSA認定SAKE EXPERT資格を持つプロフェッショナルが第一回の受講生に名を連ね、薬剤師や飲食店経営者なども受講中です。今後は管理栄養士や保健師など、健康分野の専門家もこの資格を取得する期待が高まっています。
セミナーの詳細
「操酒アドバイザー」資格取得オンラインセミナーは、2025年4月5日(土)の10:00から11:30に開催されます。受講料は税込13,200円(初回受講者には特典あり)で、セミナー費用には認定書やテキストも含まれます。内容は、健康に配慮した飲酒ガイドラインの背景、世界のノンアルコール市場、アルコールが健康に与える影響など多岐にわたります。
申し込み締切は2025年3月22日(土)です。興味のある方はぜひお早めにお申込みください。今こそ、お酒を健康的に楽しむための知識を身につけるチャンスです。
一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーションの理念
一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーションは、2015年に設立され、日本酒や焼酎の文化・歴史・美味しさを正しく発信することを目的としています。すでに800名以上がSAKE EXPERT®資格を取得し、国内外で活躍中です。未来への期待とともに、これからも日本酒文化を広める活動が続けられることでしょう。