企業文化の変革を促進するブレインパッドの新サービス

株式会社ブレインパッドは、企業のデータおよびAI活用を促進するための新サービス「BrainPad Data Talent Experience Service」を2026年1月より開始します。これは、単なる研修や受託データ分析ではなく、同社が培ってきた経験とノウハウを元に、企業が自律的にデータ・AIを活用できる組織文化を構築することを目的としています。

提供の背景

近年、多くの企業がAIやデータの導入に力を入れていますが、その成功のカギは技術だけではなく、組織内の人材と文化にあります。「AIエージェント元年」とも呼ばれる2025年において、多くの企業は導入に賛成する一方で、実際の業務では慣れ親しんでいるプロセスに戻ってしまうという問題が発生しています。この習慣に縛られた状態がDXの停滞を引き起こしています。従来の「ツールを導入する」だけの方法では、これを解決できません。

成功に導くためには、日々の活動をAI前提で再設計し、組織文化そのものにAIを組み込む必要があります。このアプローチは、構造的な変革を実現し、組織の慣性を打破します。

クライアントのよくある悩み

ブレインパッドが提供する新サービスは、過去19年間にわたって1,400社以上の支援を行ってきた経験を活かして設計されています。ここで寄せられた悩みの中には、以下のような共通点があります。

- 具体性の欠如：DXやAI環境を構築したが、具体的なアクションが不明瞭
- 手段の限定：育成手段が研修に依存していること
- 孤立した活動：一部の意欲的な社員が独自にAIを活用しているが、全体には波及していない

新たな人材の定義「データタレント」

ブレインパッドが提唱する「データタレント」は、企業内でデータとAIを活用して価値を生み出すすべての人材を指します。特定のスキルを持つ専門家だけでなく、新入社員からベテランまで、すべての社員がデータを使うことが当たり前になる環境の確立が必要です。これにより、企業の文化も変化し、全体に魅力的な体験が広がります。

「BrainPad Data Talent Experience Service」の内容

新サービスでは、データサイエンティストやAI活用人材の採用支援から始まり、各社のニーズに合わせた「テーマ」に基づいたOJT育成、評価やキャリア形成の支援、さらには自ら進んでデータ・AI活用を行う文化の醸成まで、トータルで支援します。

特徴

1. データタレントの体験価値向上：ブレインパッドは、単発的な研修だけでなく、長期的に支援することがポイントです。これにより、育成や定着に課題を抱える企業でも、自律的な文化を構築できます。
2. 実践への昇華：テーマ探索ワークショップを提供し、顧客社員と共にDXや分析テーマを創出します。これにより、分析のアイデアをビジネスにすぐに適用できるよう支援します。
3. 組織文化の変革：特定の人材に留まらず、組織全体にデータ・AI活用の熱意を広げるためのプログラムも用意しています。これにより、「息をするようにデータが使われる」風土を醸成します。

プログラムの一例

- 人材発掘・採用支援：インターンシップの実施、採用支援
- 実践型育成：レベル別研修、DXテーマ探索プログラム
- 組織開発：データ活用コミュニティの立ち上げ、交流イベント

ユーザーの声

多くの企業がAIやデータ基盤への投資を行う一方で、それを活かすためには組織文化の醸成が不可欠です。データタレントの育成を通じて、企業が直面する課題を解決し、成長を促進する力となることを目指します。

今後もブレインパッドは、「データを活用する」が当たり前な社会の実現を目指して、その取り組みを進めていきます。