5G普及に向けた周波数割当の意見募集開始！総務省が4.9GHz帯利用の指針案を公開

総務省は、4.9GHz帯における第5世代移動通信システム（5G）の普及促進に向け、周波数割当に関する開設指針案などを公表し、令和6年7月3日から8月1日までの間、意見募集を実施することを発表しました。

これは、情報通信審議会が4.9GHz帯における5Gの技術的条件について検討し、一部答申を出したことを受けたものです。総務省は、ニーズ調査を実施した結果、4.9GHz帯での5G利用に対する高い需要があることを確認しました。

今回の意見募集では、特定基地局の開設に関する指針案、開設計画の認定有効期間を定める告示案、4.9GHz帯の経済的価値を踏まえた標準的な金額の算定方針案などが対象となります。

総務省は、今回の意見募集で得られた意見を参考に、電波監理審議会への諮問を行い、答申を得た後、本告示の制定に向けた手続きを進める予定です。

4.9GHz帯は、5Gの高速・大容量通信を実現するために重要な周波数帯です。今回の意見募集は、5Gの更なる普及と発展に向けた重要な一歩となることが期待されます。