モーンガータとルミネがコスメロス削減に向けた新たな取り組みを開始

モーンガータが提供するコスメロス削減の取り組み

株式会社モーンガータは、株式会社ルミネとの協業により、不要なコスメを効率的に回収・分別する新たなシステムを導入しました。本取り組みは特に一般家庭で余ってしまった化粧品を対象としており、家の中に眠る使用されていないコスメを積極的に受け入れることを目指しています。2025年7月には6店舗で行った初回の回収施策で、約2万個の不要コスメを集めることに成功しました。

システムの背景

モーンガータが実施した調査によると、化粧品ユーザーの86.3%が使用しきれないカラーコスメを廃棄していることが明らかになりました。不使用のコスメは、一般の利用者で平均7.4個、そして化粧品好きな女性たちではその数は15.5個に達します。この実態を踏まえ、モーンガータは資源を無駄にせず、活用しようと取り組み始めました。

新しい回収・分別システム

新しく設計された回収・分別のスキーム“コスメの中身かき出しワークショップ”は、参加者が自分で回収した不要コスメを分別する体験を提供します。このイベントには多くの参加者が集まり、自身の手でコスメを分別することで、廃棄時に感じる罪悪感を和らげることができます。実際に、参加者からは「楽々と体験できた」との声も多く寄せられました。

リサイクルの流れ

回収された不要コスメは、モーンガータの特許技術“magic water”を用いて、絵の具や雑貨などに再利用されます。これにより、一般家庭から集めたコスメが新たな価値を生む仕組みが整っています。このサーキュラーエコノミーの実現に向けて、さらに多くの商業施設との協業を計画中です。

今後の展望

モーンガータは今後も全国の商業施設と連携し、家庭から出る不要なコスメの回収・分別を拡大していく方針です。不用品が資源へと変わるこの取り組みは、エコに敏感な現代の顧客層からも期待されています。私たちの日常生活の中で、資源循環を促進するこの新たな試みがどのように広がっていくのか、今後の進展に注目です。

株式会社モーンガータの歩み

これまでのモーンガータの活動は、アップサイクルに向けた様々な取り組みを行ってきました。特に、化粧品から新たな製品を生み出すための技術やシステムを開発し、他の企業との協働も進めています。モーンガータは、持続可能な社会を築くための一翼を担っています。

もともとコスメ好きである私たちが手放すのは難しいコスメ。それを楽しく、罪悪感なく手放せる仕組みが確立されつつあるのです。これからのトレンドとして、モーンガータの取り組みは注目されるでしょう。