ファインディの挑戦
2025-05-26 10:34:39

ファインディがシリーズDで資金調達!アジア市場への本格進出を加速

ファインディがシリーズDラウンドでの資金調達を発表



ファインディ株式会社(東京都品川区、代表取締役:山田裕一朗)は、シリーズDラウンドにおいて総額20.5億円の資金調達に成功したことを報告しています。このラウンドでは、JPインベストメントがリード投資家を務め、日本初の投資となる韓国のLB Investmentや、米国のCarbide Ventures、台湾のDarwin Venture Managementが資金提供者として参加しました。国内のSMBCベンチャーキャピタルやオリックスなども加わり、これによりファインディの累計資金調達額は43億円に達しました。

事業内容とビジョン



ファインディは、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」というビジョンのもと、ITエンジニアを対象とした様々なサービスを提供しています。具体的には、IT/Webエンジニア向けの転職サービス「Findy」、ハイスキルフリーランスエンジニア紹介サービス「Findy Freelance」、経営と開発現場を結ぶ戦略支援SaaS「Findy Team+」、開発ツールをレビューするサイト「Findy Tools」、そしてテックカンファレンスのプラットフォーム「Findy Conference」の5つのサービスを展開しています。

2024年からはインドにおいてサービスを開始し、その後韓国と台湾にも進出する予定です。ファインディは、「技術立国日本を取り戻す」を目指し、グローバルな市場での競争力を高めていきます。

資金調達の目的と新戦略



新たに調達した資金は、以下の3つの戦略に活用される予定です:

1. プラットフォームの強化:エンジニアの成長を支援するため、仕事探しをサポートし、様々なDevOpsツールの利用機会を拡大。大規模なカンファレンスや技術勉強会を開催する事業の強化も行います。

2. グローバル進出の本格化:すでに行っているインドでのサービス展開を加速し、2024年から韓国や台湾でも本格展開を図ります。これに伴い、2028年にはアジア内での導入企業を1,600社へと増やすことを目指します。

3. 生成AIの活用推進:開発プロセスでの生成AIの活用を進め、IT市場での新たなニーズに応えていくプロダクトの開発を予定しています。

韓国と台湾市場の重要性



韓国は約84万人のITエンジニアを擁し、この地域のスタートアップエコシステムも急成長中です。ファインディは、2025年の夏までに韓国に拠点を設立し、2028年までに800社の導入を目指しています。台湾では、過去に培ったノウハウを活かし、特にIoTやAIなどの先端IT分野での成長に注力しています。こちらも500社の導入を目指し、積極的にパートナーシップを築いていく方針です。

インド市場での展開



ファインディはインドでのサービス展開を進めており、特に現地テック企業とのネットワークを強化しています。バンガロールやプネー、ノイダなどで開催するラウンドテーブルでは、開発生産性に関する議論が行われ、現地企業からも高い支持を得ています。今後、「Findy Team+」の導入を通じて、インド市場での発展をさらに加速させます。

経営と現場をつなぐ新しいサービス



「Findy Team+」は、開発データを活用した意思決定を支援するSaaSとして、ソフトウェア開発の生産性向上に寄与しています。このプラットフォームは、GitHubやGitLabからの開発データを解析し、開発チームや個人のパフォーマンスを可視化することで、企業の戦略的意思決定をサポートします。

今後の展望



ファインディは、エンジニアの挑戦をサポートし続けることにコミットしており、国内外でのニーズに応えるべく、さらなるサービス展開と技術革新を推進していきます。これにより、グローバル市場での競争力を確保し、未来の技術立国を実現する担い手としての役割を果たしていく意向です。


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会社情報

会社名
ファインディ株式会社
住所
東京都品川区大崎1-2-2アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階
電話番号

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