FIBAがPerformと戦略的パートナーシップを締結、バスケットボールの世界を変革へ

国際バスケットボール連盟(FIBA)は、2016年2月5日にPerformとの新たなパートナーシップを発表しました。この長期的なコラボレーションは、2017年から2033年までの4回のワールドカップサイクルの中で、FIBAの全てのメディア権利をグローバルに販売・配信することを目的としています。このパートナーシップにより、FIBAの全大会の試合、特にFIBAバスケットボール・ワールドカップやFIBAユーロバスケットなど、1500試合以上が生中継される予定です。

この戦略的提携のもと、FIBAとPerformは合弁会社であるFIBA Mediaを設立し、特にアジア、アメリカ、アフリカ市場でのバスケットボールの普及を目指します。Performは5億ユーロの投資をFIBAに対して行い、同社の専門知識を活かして映像のライブ制作やデータの配信などを行います。この投資は、FIBAが新たな収益源を開拓することに寄与すると期待されています。

また、FIBAが新たに採用する大会フォーマットは、140以上の代表チームがホームアンドアウェーで予選を戦うスタイルへと移行します。これにより、ファンは自国のチームの試合を間近で体験できるようになり、バスケットボールの魅力が広がることが期待されています。

FIBAの事務総長であるパトリック・バウマン氏は、このパートナーシップがFIBAの新時代を象徴すると述べ、Performと共同で世界のスポーツ人気を高めていく計画を明かしました。一方、PerformのCEOサイモン・デニアー氏は、FIBAとの連携がバスケットボールをより多くのファンに届けることに繋がるとコメントしています。

FIBAとPerformは、これまでにも良好な関係を築いていますが、今回のパートナーシップにより、さらに密接な協力関係が生まれることが期待されます。特にデジタルプラットフォームの開発や運用において、次世代のバスケットボール体験をファンに提供することを目指しています。FIBAの公式ウェブサイトおよびPerformの各種メディアを通じて、新しい映像コンテンツや情報が発信され、ファンに新たな楽しみを提供することになるでしょう。

FIBA自体は、215か国のバスケットボール協会から成る独立した組織であり、国際オリンピック委員会(IOC)からも認知されています。Performもまた、デジタルスポーツコンテンツの提供においてグローバルに展開しており、双方のコラボレーションは今後のスポーツメディアに革命をもたらすかもしれません。FIBAとPerformの提携がどのようにバスケットボールの未来を変えていくのか、今後の動向に注目が集まります。

会社情報

会社名
Perform Media Japan株式会社
住所
東京都港区麻布十番1-9-7KFビル6階
電話番号
03-4550-1895

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