第31回日本映画批評家大賞が発表されました
2021年に公開された日本の映画作品の中から、映画の専門家たちによって厳選された受賞作が発表されました。コロナ禍にもかかわらず、多様性豊かな作品が揃い、今年のテーマは『ことばの力』です。このテーマは、映画批評家が見えない価値を言語化する役割を強調しています。
受賞作品の詳細
受賞作の中でも特に注目されるのは、作品賞に輝いた濱口竜介監督の『偶然と想像』です。また、主演男優賞には古田新太が『空白』での演技が評価され、主演女優賞は瀧内公美が『由宇子の天秤』で受賞しました。
助演男優賞には鈴木亮平が、助演女優賞には三浦透子がそれぞれ受賞し、彼らの演技力が高く評価されたことが窺えます。
技術賞や特別賞も受賞
監督賞は大友啓史監督が『るろうに剣心』シリーズで受賞しました。また、ドキュメンタリー賞に選ばれたのは石川梵監督による『くじらびと』、アニメーション作品賞には水島精二総監督の『フラ・フラダンス』です。
新たな才能が光る中、新人監督賞には穐山茉由、阪元裕吾、藤元明緒の三名が受賞。また、多くの新人男優女優賞も発表され、若手の熱意や才能が注目されました。
受賞式の予定
授賞式は5月下旬に予定しており、さらなる詳細は近日中に発表される予定です。これに伴い、各受賞タイトルに対する選考理由やその背景についての記事も後日リリースされます。
日本映画批評家大賞の歴史
この賞は1991年に設立されて以来、映画の専門家たちだけの視点で選出され続けており、サイト上では受賞者の情報や各作品の詳細を確認できます。
日本映画批評家大賞機構は、映画の発展と振興のため、これからも尽力していく方針です。今後の発表にもぜひご期待ください。
【日本映画批評家大賞機構連絡先】