函館山混雑解消システム
2024-08-29 16:52:08

函館山の観光混雑を解消する新システム導入が決定

函館山の混雑解消を目指す新システム



株式会社フォーバルの子会社である株式会社ネットリソースマネジメント(以下、NRM)は、函館市が実施した「函館山混雑状況配信システム導入業務」のプロポーザルにおいて受託候補者として選ばれました。これは、観光名所である函館山の混雑緩和を図るための重要な取り組みです。

函館市における課題と取り組み


函館山は、世界的にも有名な夜景が楽しめるスポットとして多くの観光客に訪れられています。特に、2024年の3月と4月にはロープウェイの利用者数が過去最高を記録するなど、観光客の増加が顕著です。こうした現象は、オーバーツーリズムと呼ばれる問題につながっており、訪れる観光客や地域の人々にストレスを与える要因となっています。

このような状況に対応するため、函館市は混雑状況をリアルタイムで把握し、観光客に情報を提供するシステムの導入を決定しました。NRMは、他社との共同作業を通じて、この重要なプロジェクトに取り組むこととなりました。

新システムの概要


この新たな混雑状況配信システムでは、AIカメラを駆使して、函館山の山頂展望台や山麓駅、観光駐車場などのスポットにおける混雑状況をリアルタイムで把握します。

  • - 観光客向けのポイント可視化: 観光客が訪れる際の安心感を高めるため、函館山に関連する各スポットのリアルタイムの混雑状況を可視化し、訪問者が最適に行動できるようサポートします。

  • - リアルタイムの状況確認: 常に変動する混雑状況に合わせて移動することができ、観光客が「待つ」ことへのストレスを軽減します。

  • - 快適な観光体験の提供: 混雑を効果的に分散させることにより、旅行全体での快適な体験を提供し、函館を再訪したいと思わせる魅力ある観光地としての認識を強化します。

実施予定と今後の展開


本システムでは、デジタルサイネージや専用ウェブサイトを通じて混雑情報が発信され、観光客は訪れる前から情報を確認することで不安を和らげることができます。また、データの解析も行い、今後の混雑状況の予測も可能となります。

NRMは、バカンとの連携を通じて、観光施設や飲食店と情報発信を行うことで、地域全体で観光客の回遊を促進し、さらなる混雑緩和を図ります。このような取り組みを通じて、函館市の地域活性化に寄与することを目指しています。

まとめ


NRMは、観光業のデジタル化を進めており、環境への配慮や経営資源の可視化を重視するESG経営に対しても貢献していく考えです。今後も新しい価値を創造し、函館市、さらには日本全体の観光及び地域振興に役立っていく取り組みを続けていくでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社フォーバル
住所
東京都渋谷区神宮前五丁目52番地2号 青山オーバルビル14階
電話番号
03-3498-1541

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