渋谷でスタートアップ始動
2023-08-22 10:00:03

渋谷発の国際スタートアップコミュニティが新たに11社を採択し本格始動!

2023年2月、渋谷に新たな国際スタートアップコミュニティ「シブヤスタートアップス」が設立されました。これは、日本が直面する高齢化社会やカルチャーなど様々な課題に取り組むスタートアップを育成・支援することを目的としています。今回、シブヤスタートアップスは、形式的な支援だけでなく、企業同士のつながりをつくることにも力を入れており、これまでに14カ国から多くのスタートアップが応募してきました。

新たに採択された11社の中には、特に高齢者の健康を支える革新的な企業が2社。そのうちの1つ、アメリカの「Camino Robotics, Inc.」は、世界初のスマートウォーカーを開発。高齢者が自立して安全に移動できるよう、先進的な機能を搭載した製品を提供しています。もう1社、「Tellus You Care, Inc.」は、高齢者の健康状態をモニタリングする非接触型AIデバイスを開発し、家族への警告サービスも行っています。これらの企業は、まさに高齢化社会における重要なソリューションを提供するものです。

また、クリエイターを支援するプラットフォームを展開する4社も採択され、特に注目されているのがストリートアート向けのNFTオークションハウス「Totemo株式会社」です。風雨にさらされやすいストリートアートをデジタル化することで、アーティストに新たな価値を提供しようとしています。その傍ら、スウェーデンの「Logcast AB」では、VTuberとファンが双方向でコミュニケーションを取るためのプラットフォームを開発中であり、日本のアニメ文化と親和性が高い企業の登場に期待が寄せられています。

シブヤスタートアップスでは、コミュニティー形成を支援する「Callback株式会社」も参加しており、NFTを利用したデジタルメンバーシップの提供を予定しています。これにより、NFTを保持するメンバーには様々な特典が用意されるとのことです。このように多角的な支援を行うことで、渋谷とその周辺のエコシステムを活性化させる狙いがあります。

シブヤスタートアップスの代表取締役社長渡部志保氏は、「日本が直面する課題を解決するための有望なスタートアップが多く、彼らとともにエコシステムの確立を目指していきたい」と語ります。これは日本の未来を担う企業たちが集まり、渋谷から新たな文化やビジネスが生まれることを期待させるコメントです。

今後もシブヤスタートアップスでは、さまざまな分野で活動するスタートアップを採択し、日本の活性化に寄与する計画です。また、企業向けプログラムも開設し、コミュニティーの成長を支援することを目指しています。スタートアップが集まる渋谷が今後、どのように進化していくのか、目が離せません。

このプログラムについての詳細は、シブヤスタートアップスの公式ウェブサイトから確認できます。興味のある方はぜひ訪れてみてください。コンタクト情報は、電話またはメールで対応しています。新たなビジネスチャンスが渋谷から生まれることに期待しましょう。

会社情報

会社名
シブヤスタートアップス株式会社
住所
東京都渋谷区神南1−11−3Portal Point Shibuya 8F
電話番号
080-9534-5627

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。