A&Mが日本進出
2025-10-16 07:16:26

Alvarez & Marsalが日本市場に進出!業界のプロが集結する新たな舞台

Alvarez & Marsalが日本での事業展開を開始



世界的に名の知られたプロフェッショナルサービスファームであるAlvarez & Marsal(以下「A&M」)が、日本へ本格進出しました。2025年10月16日、東京と大阪にオフィスを新たに開設し、業界のトップクラスであるマネージング・ディレクター6名を含む14名の専門チームを編成しました。今回の進出は、アジアの金融ハブとしてのプレゼンスを強化し、日本市場におけるコンサルティングサービスの多様なニーズに応えることを目的としています。

A&Mは過去40年以上にわたり、経営改善や事業再編、アドバイザリーサービスにおいて圧倒的な実績を積み上げてきました。その経験をもとに、A&M JapanはまずM&Aに関連する専門チームを立ち上げ、国内外の財務、会計、税務、コーポレートファイナンスの各分野において高度なサービスを提供する予定です。今後は、クライアントのニーズに応じてさらなる人材を増やし、事業再編やバリューアップに特化した体制の充実を図る考えです。

専門家が結集する新たなオフィス


A&M Japanの設立に際して、東京オフィスにはグローバルトランザクションアドバイザリーグループの日本代表としてマネージング・ディレクターの野中大作が加入します。野中は昨年までデロイトトーマツファイナンシャル アドバイザリー合同会社のパートナーであり、プライベートエクイティ部門の責任者として多くのプロジェクトに携わってきました。日本市場でのプライベートエクイティおよびアドバイザリーの経験が豊富で、今後はGlobal TAGの日本でのサービスラインを拡充し、アジア圏やその他の主要市場におけるクロスボーダー取引を促進していく予定です。

さらに、東京オフィスには同じくデロイトでパートナーを務めた松田鉄平が参画。そのほかにも、デロイトやPwCでの経験豊かなスタッフが集まり、東京および大阪オフィスが活性化します。

A&M Japanの税務部門を統括するのは、EYの元パートナーである須藤一郎です。彼は金融サービス分野での国際税務の専門家として約30年のキャリアを持ち、税務専門家チームを率いることで多国籍企業のニーズにも応える体制を整えています。また、EYの経験を持つ宇野嘉晃と、M&A税務サービス部門を担当する服部孝一も加わります。

多角的なアプローチで新たな価値を提供


コーポレートファイナンス分野でも、デロイトでキャリアを積んできた昆毅がマネージング・ディレクターとして加わり、A&Mのグローバルなビジネスモデルを日本市場に適応させます。これにより、リーダーシップ、実行力、成果を重視したサービスを提供し、クライアントの成功を支援します。

A&M共同創業者兼共同CEOのブライアン・マーサルは、日本市場進出の意義についてこう述べています。「事業再編やM&Aの活動が活発化している現在、地元の専門性を持ちながらもグローバルな視点を兼ね備えた新しいタイプのコンサルティングファームが求められています。A&Mはその役割を果たせる存在です。」

このように、Alvarez & Marsalは日本での事業展開を通じて、単なるコンサルティングを超えた新しい価値創出を目指しています。クライアントとの信頼関係を築くことで、日本市場におけるリーダーシップを獲得し、今後の成長を加速していくことでしょう。


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会社情報

会社名
Alvarez&Marsal Japan合同会社
住所
東京都千代田区丸の内2丁目4番1号丸の内ビルディング28階 xLINK丸の内ビル2802号
電話番号

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