ビー・アンド・プラス、AGV向け無線モニタでバッテリ状態をリアルタイム監視
埼玉県比企郡小川町に本社を持つ株式会社ビー・アンド・プラスが、AGV(自動運転車両)とAMR(自律移動ロボット)向けに開発した「無線対応バッテリモニタモジュール」のプロトタイプを2026年5月15日にリリース予定です。この製品は、バッテリの電圧、電流、SOC(残容量)をリアルタイムで取得し、無線通信を通じて離れた場所からその状態を監視できる画期的なモジュールです。
開発の背景とニーズ
近年、AGVやAMRの導入が進む中、ビー・アンド・プラスはワイヤレス充電システムの開発だけでなく、バッテリの状態管理に関連した技術の必要性を見出しました。顧客からは、バッテリの状態を遠隔で知りたい、異常を早期に検知したいという要望が寄せられており、実際には多くの現場でトラブル発生時に適切に対応できていないケースが見受けられます。これを受けて、バッテリの状態を「見える化」し、異常発生時の迅速な対応を可能にするバッテリモニタモジュールの開発が進められました。
製品の特長
無線対応バッテリモニタモジュールは、AGVやAMRに搭載されるバッテリに接続することで動作します。定められた電圧および電流をリアルタイムで測定し、取得したデータは無線通信を利用してPCに送信されます。このため、使う人はどこにいてもバッテリの健康状態を把握でき、点検や保守作業を効率化できます。さらに、異常検知機能がついており、脅威が生じた場合には即座にアラートを発信します。
ミニマルな設計ながらも、バッテリーの使用状況を記録できる内部ログ機能も搭載しており、データ分析を通じてより賢明な運用が進められます。また、外部信号の出力も可能で、顧客自体のシステムや設備と容易に連携です。
主な機能と仕様
無線モニタの機能は非常に多岐にわたります。使用温度範囲は0〜50℃、動作電圧範囲は10〜60Vとされています。また、モニタリング可能な電圧は10〜60V、電流は0〜36Aをカバーしていて、様々な充電・放電状態を判別できます。データ取得の頻度は設定でき、選択肢には0.2秒から5秒までがあります。アラート設定も過電圧や低電圧、過電流と多様で、信号による通知も可能です。
導入によるメリット
この無線モニタモジュールを導入することで得られる利点は計り知れません。まず、バッテリ状態の「見える化」は安全性を大いに向上させますし、異常を早期に発見することでトラブルやダウンタイムの低減にも寄与します。また、遠隔監視を実現することで、点検業務や保守作業の効率化も進みます。ワイヤレス充電システムとの併用を考えると、より高い運用管理が可能になり、顧客の生産性向上に貢献します。
未来の展開
今後、ビー・アンド・プラスはAGVやAMRだけでなく、ドローン向けの充電バッテリモニタの開発も進行中です。顧客のニーズに応じた製品の進化が期待されており、今後の技術展開にも注目です。新しいワイヤレス充電システムの登場も予測されており、業界の革新が続くことが見込まれています。
お問い合わせ
詳細や導入についての質問は、ビー・アンド・プラスの市場開拓部までビジネスの助けとなる情報が提供されます。E-mail:
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