新世代のビューティー教育「TBZティーンビューティゼミ」
2024年7月21日、東京で行われた「TBZティーンビューティゼミ」は、ティーンエイジャーとその親たちに生理とフェムケアの正しい基礎知識を楽しく学ぶ貴重な機会を提供しました。主催者のKAY_JAPAN合同会社、代表の鵜飼恭子さんは、昨年に引き続きこのイベントを開催し、参加者は主に小学2年生から大学生の子どもたちとその親たちでした。
このイベントでは、特に母娘の生理とフェムケアに関しての悩みを早期に解消することを目的としており、元雑誌編集者や医師、フェムケアの専門家が参加者に向けて分かりやすく知識を伝えました。クイズや体験型のワークショップを通して、楽しみながら学びを深めるなかで、参加者同士の新しいつながりも生まれました。
TBZの目的と背景
「TBZ(ティーンビューティゼミ)」のビジョンは「今日がキレイだと未来も楽しい!」です。これは、ティーンが正しい美容知識を持ち、それを活かして幸せな人生を送ることをサポートすることを目的としているイベントです。鵜飼さんがこのプロジェクトを始めた背景には、自身の長女がSNSや友人から得た誤った美容情報に悩んでいる姿がありました。親の言うことが受け入れにくい思春期の若者たちにこそ、専門家からの正確な情報が必要だという思いで、2023年3月にこのゼミを立ち上げました。
イベントの内容
第1回から第5回まで、様々なテーマで開催されたこれまでのイベントでは、小児科医やヘアメイクアップアーティスト、さらにはメンズスキンケアの専門家も登壇しました。今回の「ティーンの生理・フェムケア~withママの更年期ケア」のテーマでは、海老根真由美医師が参加し、参加者から多くの質問が寄せられました。「生理についてどのように伝えるのか?」や「ピルの正しい使用法」など、大人だけでなく子どもたちにも理解しやすい形で解説されました。
参加者の反応も上々で、「子どもにとって初めての生理について学ぶ機会を得られて良かった」との声や、親がどのようにフォローすべきかを再確認できたという意見も多く聞かれました。さらに、デリケートゾーンの正しいケアを学ぶためのクイズや体験コーナーも大好評。これにより、参加者は楽しく学びながら生活に役立つ知識を身につけることができました。
学びの場としての価値
今回のイベントでは、参加者たちはヒントや実践的な知識を得ることで、無理なく日常生活に取り入れていけることを期待していました。「生理についての正しい理解ができ、子どもがもっと自信を持てるようになるかもしれない」という感想が寄せられ、母親たちからも「思春期の娘に必要なサポートができていると実感した」との声が聞かれました。参加者同士の交流も生まれ、今後のつながりの重要性を感じる場ともなりました。
このようなイベントを通して、若い世代への正しい美容情報の普及はもちろん、親たちが納得し合える一助としても大いに役立つことが期待されています。興味のある方は、ぜひ次回も参加してその豊かな学びを体験していただきたいと思います。
主催者情報
KAY_JAPAN合同会社は美容ジャーナリストの鵜飼恭子さんが立ち上げた企業で、正しい情報を提供することを目的とした活動を行っています。詳細や今後のイベント情報は公式Instagramで確認できます。