Global X Japanが運用資産5,000億円を突破！ ETF市場での躍進について

Global X Japanの運用資産5,000億円突破

Global X Japan株式会社は、運用資産残高が5,000億円を上回ることを発表しました。これは大和証券グループの一員である同社が、ETF（上場投資信託）市場において、様々な商品を展開し続けた結果と言えるでしょう。

ETF新規上場の実績

同社は、2020年8月に「グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF」をはじめ、毎年約10本の新たなETFを東京証券取引所に上場してきました。この結果、2020年度から5年連続で新規上場本数において1位を保持しています。現在、54本のETFを取り揃え、成長テーマ型やコア型など多様なラインアップを有しています。

2年連続の上昇率1位

パフォーマンス面でも注目すべき成果を上げています。2023年には「グローバルＸ半導体関連-日本株式 ETF」が90.4%という大幅な上昇を記録し、2024年には「グローバルＸ US テック・トップ20 ETF」が64.3%を達成しました。これらの成果により、同社のETFは2年連続で上昇率1位となっています。

戦略的な新商品展開

大きな需要を背景に、機関投資家や新NISAを活用する個人投資家向けに、特定の企業に厳選投資するETFも多く展開しています。例えば「グローバルX グローバルリーダーズ-日本株式 ETF」や、「グローバルX チャイナテック ETF」などが代表的な商品です。これらは既に大きな資金を集めており、運用資産の増加に寄与しています。

海外市場への投資も加速

さらに、NISA対象外の市場でも、米国で人気のカバード・コール戦略ETFへの投資を行う「グローバルＸ NASDAQ100・カバード・コール ETF」も好調です。特に、相対的に高い配当利回りを誇るこのETFは、運用資産の大幅アップをもたらしています。

広告戦略の一環としてTV CMを放映

新たに展開された「超NISA」というキャッチコピーを掲げたTVCMは、投資家に向けてETFの可能性をアピールする戦略の一環です。ETFの認知度向上を目指す取り組みであり、日本市場におけるETFの広がりに期待が寄せられています。

日本市場のETF市場拡大の期待

アメリカの資産運用の手法として一般的なETFは、日本ではまだ認知度が向上していないと言えますが、これは市場が拡大する可能性があることを示しています。これからの日本市場におけるETFの役割も、Global X Japanにとって重要なテーマと捉えられています。彼らは今後も革新的で価値の高い商品を開発し続けることで、投資家の期待に応えていくでしょう。