オンライン診療導入
2026-03-27 11:06:39

訪日外国人向けオンライン診療サービス、39施設で導入決定

訪日外国人向けオンライン診療サービス、39施設で導入決定



株式会社三井不動産ホテルマネジメントは、訪日外国人向けのオンライン診療サービス「Mimipo for Travel」を全39施設に2026年4月1日から導入することを発表しました。この取り組みは、2025年に実施したトライアルの成功に基づいています。

Mimipo for Travelは、2025年6月にサービスを開始し、既に120社以上に導入されているオンライン診療プラットフォームです。利用者は、256言語に対応した医療サービスを24時間365日、客室から直接受診することができます。サービス内容には、近隣薬局での処方薬受け取りや、海外旅行保険の申請サポート、医療機関の紹介や予約まで含まれています。

トライアルの成果と展開



今回の本格導入は、2025年の10月から12月にかけて実施されたトライアルの成果に基づいています。このトライアルでは、三井ガーデンホテル銀座プレミアと三井ガーデンホテル銀座築地の2施設でサービスが試みられました。トライアルの成功をうけて、全39施設に拡大する運びとなりました。

トライアルの結果、訪日外国人の医療ニーズに応じた対応が可能であることが確認され、サービス導入が決定されました。この画期的なオンライン診療サービスは、訪日社会を一層便利で安全にするための重要なステップといえます。

背景と課題



日本を訪れる外国人観光客は年々増加していますが、医療サービスの多言語対応には依然として課題があります。最新の調査によると、全国の病院の86%が院内の表示が日本語のみで、多言語に対応している施設はわずか14%です。このため、訪日外国人が体調を崩した際に、言語の壁が障害となり、医療サービスへのアクセスが難しい状況が続いています。特に夜間や早朝には、受診が難航することが多いため、ホテル側も医療機関の手配や処方薬の受け取りなど、多くの負担を抱えています。

Mimipo for Travelは、こうした課題を解消するため、客室から直接アクセスできる医療サービスを提供し、医療機関や薬局との連携を強化しています。この新たなシステムによって、訪日外国人が安心して滞在できる環境が整備されることが期待されています。

サービスの特徴



Mimipo for Travelの主な特徴には、以下のポイントがあります:
  • - 24時間365日、256言語に対応するオンライン診療
  • - 医療通訳が常時同席することで、症状や治療内容の理解をサポート
  • - 最寄りの薬局で処方薬を受け取ることができ、効率的な医療サポートを提供
  • - 医療機関の紹介や書類作成を一貫してサポートし、利用者の負担を軽減します。

ユースケース



実際にこのサービスを利用した事例として、アメリカの30代男性が高血圧の常備薬を紛失し、オンライン診療を受けて代替薬を処方され、薬局で受け取ることができたケースがあります。また、中国の10代のユーザーは、インフルエンザ陽性と診断され、必要な薬を処方され、迅速に対応されました。このように、Mimipo for Travelは訪日外国人にとって、医療サービスへのアクセスを円滑にする重要な役割を果たしています。

導入に向けての展望



三井不動産ホテルマネジメントでは、訪日外国人に快適で安心して利用できる医療サービスの提供を目指しており、これを通じてさらなるサービスの向上に努める意向を示しています。訪れるお客様一人ひとりに対して配慮したサービスを提供し続けることで、安心・安全な滞在体験を提供していく予定です。今後の展開にも大いに期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
株式会社プロセント
住所
東京都中央区勝どき1-3-143F
電話番号
03-6732-9992

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