インターネットインフィニティーが介護両立支援に参画
株式会社インターネットインフィニティーは、経済産業省が推進する令和7年度「中小企業両立支援ハブ事業」に参画し、地域内での中小企業向けの介護支援体制の構築を目指すことを発表しました。このプロジェクトは、働く家族介護者を支援することにより、企業の生産性向上と人材の定着を両立させることを目的としています。
介護支援が求められる背景
近年、介護を担う就業者が増加し、企業における介護支援の重要性は高まる一方です。しかし、特に中小企業においては、介護両立支援が後回しになることが多く、人事や総務部門のみでは十分な対応が難しいとの声されています。このような課題を解決するために、今回の実証事業では、地域単位での中小企業支援の仕組みを整備し、経営層や従業員それぞれへの支援プログラムを展開することが目指されています。
インターネットインフィニティーの取り組み
当社は、以前から企業向け介護支援サービス「わかるかいごBiz」を提供してきました。今回のプロジェクトでは、株式会社マイナビと連携し、神奈川県内の中小企業に対して以下のような支援を行います。
1.
経営者への意識啓発支援
介護両立支援を経営課題として認識してもらうため、オンラインセミナーや個別サポートを実施します。
2.
従業員向け介護両立支援プログラム
セミナーや実態調査、相談窓口を通じて、介護離職を防ぎ、早期の相談を促進します。
3.
地域連携モデルの構築
地域包括支援センターと連携し、持続的に中小企業をサポートする体制を整えます。
今後の展開と期待
この実証事業を通じて、介護両立支援の成果や課題を分析し、その結果をもとに支援スキームをモデル化します。そして、2026年度以降には他地域への展開を予定し、官民連携による持続可能な支援ネットワークの構築を目指しています。
支援プログラムの詳細
インターネットインフィニティーが提供する「わかるかいごBiz」では、以下のようなサービスを通じて介護に関する負担を軽減します。
企業内での介護に関する現状を把握し、必要な支援施策を検討します。
電話やメールでの介護相談、ケアマネジャーや介護施設の紹介を行います。
仕事と介護の両立支援に関する基礎的な知識や対策を講じます。
全国の介護事業所の検索や学びのための実技動画も提供しています。
以上のように、インターネットインフィニティーは、企業が抱える介護の課題を総合的にサポートするために尽力しています。今後の展開から目が離せません。