デンマーク視察報告会の概要
少数株ドットコム株式会社が、デンマークでの労働市場改革についての特別報告会を開催することを発表しました。この報告会では当社の代表、山中裕氏が、北欧の労働市場改革から学んだことを共有します。
デンマーク視察の目的
デンマークはその高い労働参加率や教育水準、社会的信頼性から「世界一幸福な国」として知られています。特にフレキシキュリティと呼ばれる雇用制度が注目されており、これは企業が採用や解雇に柔軟でありながら、失業者が再教育や職業訓練を通じて新たな挑戦ができる環境を提供しています。また、政府が生活をサポートする仕組みも整っており、社会全体で個々の成長が支えられています。
山中氏は視察中に複数の自治体や教育機関、スタートアップ支援センターを訪れましたが、デンマークの雇用政策は「個人の成長を支えるために社会全体が協力するシステム」であることを深く理解したと述べています。
日本が学ぶべきこと
今回の報告会では、以下のテーマを基に議論が行われます。
- - 安定した雇用から成長する個人への転換
- - 教育と再訓練への公共投資
- - 中小企業やスタートアップを支援する税制や雇用政策
- - 地方分権と自治体の役割
- - 日本における柔軟な労働市場構築の可能性
山中氏は、「デンマークでは解雇が悪いことではなく、新しい挑戦の機会と捉えられている。日本も恐れずに個人の再挑戦を支える社会を築いていくべきだ」と主張しています。
報告会の詳細
報告会はYouTubeライブで配信される予定で、現地からのリアルな視察報告を行う予定です。具体的な配信日は2025年11月上旬を予定しており、詳しい日時は公式サイトでお知らせします。
代表者のコメント
山中氏は、「北欧は福祉国家という印象が先行しがちだが、実際は非常に合理的で民間の活力を重視している。日本の課題は変革できない構造だ。デンマークからは信頼のある福祉だけでなく、社会全体で人を育てる仕組みを学ぶ必要がある」と語ります。これからの日本が国際社会で競争力を保つためには、安心できる雇用環境と挑戦の場が不可欠とし、この考えを広めていく重要性を強調しています。
会社情報
少数株ドットコム株式会社は、東京都練馬区に本社を構える企業であり、会社法関連アドバイザリーや企業統治体制支援など、多岐にわたる事業を展開しています。また、当社は金融庁の「責任ある機関投資家のための原則」に則り、投資先企業との建設的な対話を続け、長期的な企業価値の向上に寄与しています。
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