ジョンソンコントロールズ日立空調の新たな挑戦
2024年10月11日、ジョンソンコントロールズ日立空調(日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社、東京都港区)は、その新しいエアコンデザインコンセプト“airPure”が、権威あるレッドドット・デザイン賞のデザインコンセプト部門で栄誉ある受賞を果たしました。この受賞は、同社のイノベーションとデザインに対する取り組みが国際的に認められた証と言えるでしょう。
“airPure”の魅力
エアコンのデザインコンセプト“airPure”は、洗練されたミニマルな外形を特徴としています。その形状は円形で、ユーザーエクスペリエンスを重視した設計が施されており、現代的でスタイリッシュな空間にマッチします。特にZ世代をターゲットに、彼らの生活スタイルに合った魅力的な空間づくりをサポートすることを目的としています。
このコンセプトは、日常生活の中でより自然な形で空調を利用できるような環境を提供することを目指しています。“airPure”は、エアコンが単に空気を冷やしたり温めたりするだけでなく、生活空間そのものを豊かにする存在であることを示すものです。
先進的な機能
“airPure”には、先進的なデジタルディスプレイが採用されています。このOLEDディスプレイは、温度調整や室内の空気質のモニタリングを簡単に行うインターフェイスとして機能します。さらに、このユニークなデザインにより、エアコンから放たれる風が直接当たることがなく、快適な環境を提供します。
吹き出し口がディスプレイの背面に配置されており、見た目を美しく保ちながらも、風が壁や天井、床を利用して部屋全体へ広がるため、ユーザーは不快感を感じることなく、快適に室内温度を調整できるのです。
インテリアの一部として
また、デジタルディスプレイは関連するさまざまな用途にも使えることから、室内の雰囲気をカスタマイズする間接照明や絵画フレーム、鏡などとしても活用可能です。このことから、エアコンという製品の枠を超え、新たなインテリアアイテムとしての可能性を秘めています。
今後の展望
「airPure」コンセプトはまだ研究段階にありますが、エアコンの未来についての革新的なビジョンを提示しています。ジョンソンコントロールズ日立空調のGlobal UX Design Director、Lawrence Chu氏は、「airPureは、エアコンが家の中で中心的な役割を果たし、快適性を提供するだけでなく、私たちのライフスタイルに溶け込む製品になることができる」と述べています。彼の言葉は、この新しいコンセプトが持つ大きな可能性を示しています。
この受賞は、同社のデザインとイノベーションに対する取り組みが高く評価された証です。これからの“airPure”の進展に期待が寄せられます。受賞に関する詳細は、
こちらをご覧ください。