エステー株式会社が新たな寄附講座を開設
エステー株式会社は、青山学院大学コミュニティ人間科学部において、2024年10月3日から2025年1月23日までの期間にわたり「地方創生ビジネス論~サステナビリティ経営の現場から」というテーマの寄附講座を開設することを発表しました。これは、大学と企業が協力して未来のビジネスパーソンを育成する貴重な取り組みです。
講座の目的と背景
この寄附講座の開講は、青山学院大学で教育や研究の振興を図るために、外部からの資金や知見を活用することを目的としています。エステーの寄附により、学術研究の支援、教育プログラムの充実、地域社会との連携活動が促進され、持続可能な社会の構築に寄与する取り組みを行うことが期待されています。
一方で、エステーにとってもこの寄附講座は、企業のブランド価値向上や社会的貢献、CSR活動の強化に加え、Z世代の考えや発想力を探る機会ともなります。このように、企業と大学の連携は双方向の利益を生むことが期待されています。
地方創生ビジネス論の内容
講座は、青山学院大学の相模原キャンパス内で開催され、主にコミュニティ人間科学部の学生を対象にしています。講座の内容は、サステナブルな経営が求められる現代における企業と自治体の関係を学ぶものであり、SDGs時代におけるビジネスの在り方を考える場となります。具体的には、エステーの講師陣による「ESG経営」や「デジタル・マーケティング」、さらには「オーガニック素材によるグローバルチャレンジ」など最新の取り組みについて紹介されます。
講師陣について
講義には、エステーの執行役副社長西田誠一氏や執行役の山本一成氏をはじめ、青山学院大学の客員教授鈴木幹一氏などが講師として参加します。講義は三部構成になっており、過去・現在・未来を考察しながら、学生とのグループワークを通じて、ビジネスと地方創生の関係に対する理解を深めることを目的としています。
地方創生に向けた取り組み
エステーは、寄附講座開講の背景として地域創生への取り組みを強化しています。企業としての責任を果たす一環として、2015年に北海道でのクリアフォレスト事業を手始めに、様々な地域との「包括連携協定」を結ぶなど積極的な社会貢献活動を行っています。特に、木育教室や植樹会などのイベントを通じて地域社会とのつながりを強化し、県民の健康増進や地域資源の活用を図っています。
計画概要
- - テーマ: 地方創生ビジネス論~サステナビリティ経営の現場から
- - 講義期間: 2024年10月3日(木)~2025年1月23日(木)
- - 講義形式: 90分×全15回
- - 開催時間: 毎週木曜日 15時05分~16時35分
- - 対象学部: 青山学院大学コミュニティ人間科学部
- - キャンパス: 相模原キャンパス(神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1)
この寄附講座は、持続可能な未来を考え、実現するための実践的な知識を提供する場となることが期待されています。学生たちは、この貴重な機会を通じて、地元や地域社会とのつながりを深め、未来のビジネスリーダーとして成長していくことでしょう。