AIデータセンター新時代
2025-06-09 13:24:11

モルゲンロットの新プラットフォーム導入でAIデータセンターサービスが加速

モルゲンロットが新たなるAIデータセンターサービスを発表



概要


2023年、モルゲンロット株式会社(東京都千代田区)は、自社の仮想化オーケストレーションプラットフォーム「MORGENROT® TailorNode」をデジタルダイナミック株式会社(東京都港区)が導入したことを受け、AIデータセンターサービスの運用を開始した。このサービスは、AI時代を支える重要なインフラストラクチャーソリューションとして期待されている。

導入の背景


デジタルダイナミックは、企業や投資家が次世代のデータ産業に円滑にアクセスできるよう支援することを目指している。この中で、日本最大規模のAIクラスタアセットマネジメント企業への成長を図り、ビジネスモデルを構築することが、その目的の一環だ。また、データセンターを構築するための投資を進めており、自社顧客が保有する物理的なGPUサーバーの効率的な運用と管理が必要不可欠であると認識している。

MORGENROT TailorNodeとは?


デジタルダイナミックは、GPUサーバーの仮想化を行うことで、計算リソースを柔軟に管理し、収益性の高いAIデータセンターを運営するために、「MORGENROT TailorNode」を選定した。このプラットフォームが提供する主な機能には以下の点がある。

  • - 販売機能の柔軟性: GPUサーバーの利用量に応じた課金管理機能があり、「MORGENROT Cloud Bouquet」を通じて新たな販売チャネルを拡大できる。
  • - 効率的なサーバー運用: 複数のエンドユーザーが同時にGPUサーバーを使用できるため、使用効率は劇的に向上し、収益も増加する。
  • - コスト対効果: VMwareなどの他の仮想化手段よりも高いコスト対効果を誇り、独特の便利さを提供することが可能である。

具体的なサービス内容


デジタルダイナミックは、パブリックGPUクラウドプラットフォーム「MORGENROT Cloud Bouquet」への接続も整え、これにより自社のGPUサーバーが直接かつ間接に複数の利用者に提供される。これにより、リソースの効率的な利用が促進される。

両社代表者のコメント


デジタルダイナミックの代表取締役、根来 実氏は「我々が運用するGPUサーバーを通じて計算力を提供するのは、AI開発者にとっての大きな利点です。この提携を活かし、多くのAIプロジェクトの推進に寄与したい」と述べ、期待を寄せた。

一方、モルゲンロットのCEO、森本 竜英氏も「デジタルダイナミックと共に、AIイノベーションのための計算力を提供できることを嬉しく思います。両社の協力で新たな道が開かれることを願っています」と語った。

今後の展開


モルゲンロットは、2025年内に「MORGENROT TailorNode」の機能更新を複数予定しており、AIデータセンターサービスを提供する企業と、計算リソースを求めるエンドユーザーの両方にとって、より使いやすいプラットフォームを目指して機能強化に努める。

まとめ


この新しいAIデータセンターサービスは、計算リソースの効率的運用を支え、デジタルダイナミックが描くAI産業の未来を支える重要な礎となるだろう。企業のニーズに応える形で進化するこのプラットフォームに、今後注目が集まる。

もっと知りたい方はCamelotについてご覧ください。


画像1

画像2

会社情報

会社名
モルゲンロット株式会社
住所
東京都千代田区麹町4-4-3ピネックス麹町6階
電話番号
03-6811-6644

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。