クレイツとMUSASHIのアートが融合した新たな体験
2025年7月に開催された大阪・関西万博の『世界のMUSASHI個展』において、ヘアケア家電ブランドであるクレイツが特別な展示を行い、注目を集めました。約150団体が参加したこの素晴らしいイベントでは、アーティストMUSASHIとのコラボレーションが展開されました。クレイツが中心となり、美容関連企業やサロンが協力して実現したアートドライヤーの展示、さらにはヘアショーやライブペイントが開催されました。
ヘアショーとライブペイント
多くの来場者の心を掴んだのは、ヘアショーとライブペイントのパフォーマンスでした。著名なヘアスタイリストである雑賀英敏氏が手掛けたモデルのヘアスタイリングが、フォトグラファーの松山優介氏によって撮影され、その場でプリントアウトされました。そのプリントに、MUSASHIがライブでペイントを施すという、唯一無二のコラボレーションが実現しました。
この2日間のイベントは、参加者が作品の制作過程を見ることができる貴重な機会となり、会場は多くの観客で賑わいました。観覧者は、ヘアショーの魅力に釘付けとなり、さまざまな技術とアートが融合した作品への期待感を高めました。
MUGASHIアート仕様のドライヤー
展示内では、MUSASHIによってデザインされた特別なアートドライヤーも披露されました。クレイツの子会社であるホリスティックキュアーズが製造した『マグネットヘアプロ ドライヤーゼロ』をベースに、MUSASHIの独創的なアートが施されたこのドライヤーは、従来のヘアケアの楽しさに新たな要素を加えます。なお、このアート仕様のドライヤーは非売品ですが、実用性と美しさを兼ね備えた製品であることは間違いありません。
このドライヤーは、350gという軽量設計でありながら、細かい温度と風量の調整が可能です。また、内部に天然鉱石やミネラルが加工されており、テラヘルツの美容効果を期待できる高スペックな商品です。プロフェッショナル向けに開発された製品であるため、サロンでの使用にも適していますが、一般の消費者にも手軽に利用できる商品として販売されている点も特徴的です。
企業のビジョンと未来
株式会社クレイツの代表取締役社長である貝塚弘幸氏は、MUSASHIとのコラボレーションの背後にあるビジョンについて語りました。彼は、美容業界がクリエイティブな要素を大切にしているという理念の下で、美容師とともに共創することを目指し、社会的な地位向上に寄与したいとしています。このような理念が、イベントに参加したメンバーの熱意を生んでいるのです。
クレイツは、1976年に日本で初めてイオンドライヤーとアイロンを開発し、以来多くの美容師に信頼され続けてきたブランドです。彼らは独自の視点でビューティーツールの開発を行い、プロフェッショナルからの支持を得ています。今回のイベントを通じて、さらに広がる可能性と美容とアートのコラボレーションの重要性を感じることができました。イベントの中で新たな価値が生まれ、今後どのように進化していくのか、一層注目が集まります。