JCAABE建築まちづくりデザイン・コンクール2024
一般社団法人日本建築まちづくり適正支援機構(JCAABE)と総合資格学院の共催による「JCAABE建築まちづくりデザイン・コンクール2024」が開催されます。このコンペティションは、日常生活と非常時の連携を重視したイノベーティブな建築・施設・物品のアイデアを募集し、社会に向けて発信することを主な目的としています。
コンペの背景と目的
近年、自然災害が増加し、我々の生活にも影響を及ぼすようになっています。このため、まちづくりにおいて「防災」の概念が強調されるようになりましたが、それがしばしば日常生活において負担を強いる結果となっていました。このコンクールでは、そんな現状を打破するべく、日常と非常時が調和した新しいアイデアを求めています。具体的には、生活空間や建物を改善するためのハードウェアに加えて、活動やシステムといったソフトウェアのアイデアも羽ばたくことが期待されています。
審査と発表の場
応募された案は、「防災」という概念を再考し、より軽やかで楽しい日常に貢献しつつ、非常時にも役に立つような視点で評価されます。特に学生部門では、優れた作品を選出し、その結果を「第一回住まいのGoodAirEXPO」の場にて発表します。具体的な発表の日時は2024年11月1日(金)の11:45から12:05まで、東京都千代田区のfabbit会議室で行われます。
参加希望者は、イベントへの申し込みが必要で、入場料は3000円です。席は先着順で予約確保は出来ないので、早めの申し込みを推奨します。詳細は
こちらのリンクをご覧ください。
JCAABEとは
JCAABEは、良質な建築や美しいまちづくりを進めることに尽力している一般社団法人です。市民や行政、建築士、建築家を支援し、まちづくりに関するさまざまな取り組みを行っています。社会課題の解決を目指して、建築に関する専門的な知識の普及やトラブル解決のためのADR調停人の推薦なども行っています。また、2024年度には日本建築学会教育賞を受賞するなど、その取組みは高く評価されています。
このコンペティションを通じて、参加者たちは自らのアイデアを世に広げるチャンスを得るとともに、日常生活をより良くする方法を考える機会となることでしょう。建築を通じて社会を豊かにする新しい風を感じてみませんか?