大阪港に新たな魅力!常吉西臨港緑地が民間運営へ!キャンプ場やイベントスペースで賑わい創出
大阪港に新たな魅力!常吉西臨港緑地が民間運営へ!
大阪市は、常吉西臨港緑地においてにぎわいづくり等を行う事業予定者から認定申請のあった港湾環境整備計画を認定しました。
この計画は、民間事業者が収益施設を整備し、その収益を緑地の維持管理等に還元することを条件に、行政財産の長期貸付を可能とする「港湾環境整備計画制度(みなと緑地PPP)」に基づいています。
今回の認定により、常吉西臨港緑地は、biid株式会社が20年間運営することになります。同社は、オートキャンプ場を軸に、イベントスペースや飲食施設などを整備し、大阪湾の新たな観光拠点を目指します。
キャンプ場やイベントスペースで賑わい創出
biid株式会社は、常吉西臨港緑地を「目的地にも立ち寄り地にもなれるキャンプ場」として位置づけ、大阪湾のランドマークとなるような施設を整備する計画です。
具体的な計画としては、オートキャンプ場を中心に、BBQエリア、多目的広場、テニスコートなどを備えた「アクティビティゾーン」や、芝生イベントスペース、スタンドカフェ、ヨット展示、空飛ぶクルマ離陸場などを備えた「イベントゾーン」を設ける予定です。
イベントゾーンでは、音楽フェス、ヨガイベント、親子イベント、野外グルメフェス、マルシェなど、様々なイベントを開催することで、地域のにぎわいを創出することを目指しています。
計画は現時点での案
なお、運営事業者からの提案内容は現時点での計画であり、大阪市や関係機関との協議により、一部変更となる可能性があります。
選定理由と今後の展望
biid株式会社は、水辺の魅力を活かした計画と、民間事業者の力で新たな臨港緑地を創造しようとする意欲が評価され、選定されました。
同社は、駐車場の整備や飲食・物販等のサービス機能の充実、多種なイベント等の開催により、地域のにぎわいに寄与することを目指しています。
今後、大阪市は、biid株式会社と連携し、常吉西臨港緑地が大阪湾の新たな観光拠点として発展していくよう、支援していく予定です。