ファミリーマートとポケットカードがタッグを組む!
株式会社ファミリーマートとポケットカード株式会社が新たな連携を発表しました。この取り組みは、食品ロスを削減し、地域の食支援を推進するために設計されています。両社は、ポケットカード本社内に「ファミマフードドライブ寄付受付BOX」を設置し、社内の従業員が家庭にある食べきれない食品を寄付しやすくする仕組みを提供します。その集まった食品は、ファミリーマート店舗を通じて地域支援に活用されます。
サステナビリティへの取り組み
ポケットカードは、地震や災害時に備蓄する保存食の賞味期限が切れる前に、その食品を生活困窮者などの支援団体に寄付することで、企業の社会的責任を果たし、新たな価値を創出する活動を行ってきました。これにより、社員の参加意識を高め、地域貢献を促進することが期待されています。また、集まった食品は一般社団法人ハートリボン協会を通じて地域の食支援活動に活かされ、困っている人々に直接届くことになります。
「ファミマフードドライブ」について
「ファミマフードドライブ」は、家庭で余った食品をファミリーマートの店舗に寄付し、地域のNPOや福祉団体を通じて支援が必要な方へお届けする取り組みです。この計画は2021年4月からスタートし、全国の店舗で展開。2025年6月までの累計寄贈量は400トンを超え、47都道府県の4,584店舗で実施されていると言います。
この連携によって、ポケットカードからの食品寄付が増え、地域社会における支援の輪が広がることが期待されています。ファミリーマートの大澤部長はこの連携を嬉しく思い、さらに多くの食支援と地域のつながりを強化していけると語っています。
今後の展望
将来的には、ポケットカードの従業員がこのプロジェクトに参加することで、サステナビリティへの意識がより高まり、地域貢献の重要性を体感する機会が増えるでしょう。竹村本部長も、社員一人ひとりがフードロス削減や地域支援に対する理解を深めることを期待しています。
一般社団法人ハートリボン協会の田中理事長は、このフードドライブが「みんな食堂」と呼ばれる子ども支援の場に役立つことに感謝の意を表しました。物価が高騰する中、食品支援は特に子育て家庭にとって非常に助かる支援となります。このような取り組みは、CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも重要です。
まとめ
ファミリーマートとポケットカードの連携は、単なる食品寄付にとどまらず、地域の人々を支える大きな力となるでしょう。今後もこのような取り組みが増え、社員の意識向上につながり、持続可能な社会を実現していくことが期待されます。地域の皆様もぜひ、この取り組みを応援していただき、一緒に持続可能な未来を作り上げていきましょう!