岡山大学の研究発表会
2025-01-03 01:21:18

岡山大学が機器共用と研究パフォーマンス向上を目指す発表会を開催

岡山大学の研究発表会:未来を担う技術職員の挑戦



2024年11月6日、岡山大学の津島キャンパス創立五十周年記念館金光ホールで、「総合技術部研究発表会2024」が開催されました。このイベントは、国立大学法人岡山大学の技術統括監理本部が主催し、機器共用やサイテックコーディネーター(SC)との連携を促進することを目的としています。

機器共用の重要性とSCとの連携


技術部の強化を図るため、機器共用に関する意識を深め、技術職員のスキルアップを目指します。この取り組みは、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に基づき進められています。昨年度に採択されたこの事業により、技術職員は新たな役割と責任を持ち、研究の質を向上させる機会が得られました。

発表会には、大学の教職員や学生を含む79名が参加し、活発な意見交換が行われました。特にSCは博士号を持ち、専門知識を活かしながら機器共用を推進する、新たな研究のパートナーとしての役割を果たしています。

発表内容と学びの場


発表会は2つのセッションに分かれて行われ、第一部では移管されたSCや技術職員がそれぞれの研究内容や機器利用の実績について発表しました。第二部では様々な分野の技術職員が登壇し、自らの取り組みや研究の事例について語り、質疑応答が活発に行われました。

この交流は、出席した技術職員同士のネットワーク形成や、共同研究の可能性を広げる貴重な機会となりました。発表者は自らの経験を共有し、他の職員との協力によって新たな解決策やアイデアが生まれる場となっています。

さらなる発展へ向けて


文部科学省からもフィードバックがあり、SCの存在意義が再認識されました。「技術職員の知識や経験が組織全体で共有されることが、岡山大学の研究力を強化する重要な要素である」との意見が示され、今後、岡山大学モデルとして他の大学へ展開していくことが期待されています。

総合技術部本部長の佐藤法仁氏は、「技術職員の主体性と当事者意識を育むことが、機器共用を更に推進する鍵である」と強調しました。今後も組織の強化に向けて努力し、既存の枠にとらわれない新たな取り組みを続けていく意向を示しています。

結論:岡山大学の挑戦


このような取り組みを通じて、岡山大学は地域中核・特色ある研究大学としての地位を強化し、持続可能な地域社会の実現に寄与することを目指しています。技術職員たちのさらなる成長と協力のもと、研究の未来を切り開く新しい展望が広がっています。岡山大学は、今後も積極的に挑戦を続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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