デジタルノマド誘客に向けた勉強会、地域の活性化を促進

デジタルノマド誘客の重要性

近年、テクノロジーの進展とともにリモートワークが普及し、特に『デジタルノマド』という働き方が注目を集めています。これに伴い、各国ではデジタルノマド向けのビザが導入されるなど、地域への誘客が新たな経済効果を生み出すことが期待されています。日本でも観光政策や関係人口創出との連携が進む中、地域における受け入れ体制の構築が急務となっています。

勉強会の概要

そうした背景を踏まえ、株式会社AnyWhereが主催する全3回のオンライン勉強会「移動する人を地域の力に - 地域から始める、デジタルノマド誘客 - 」が開催されます。本勉強会では、地域の自治体や事業者がデジタルノマドを誘致し、持続可能な仕組みを導入する方法を学ぶ関係者向けの内容です。

開催日時とテーマ

- 第1回：2025年5月23日（金） 12:00-13:00

テーマ: 誘致から定着へ～持続可能な誘客のしくみと自治体・事業者の連携方法～
講師: 松下慶太教授（関西大学）

- 第2回：2025年5月28日（水） 12:00-13:00

テーマ: なぜ今“デジタルノマド”なのか？～国内外の潮流と地域にとっての可能性～
講師: 平林知高氏（EYストラテジー・アンド・コンサルティング）

- 第3回：2025年6月4日（水） 12:00-13:00

テーマ: 地域資源を“働く場所”に変えるには～地域調査に基づく受け入れ環境整備の考察～
講師: 斉藤晴久側（株式会社AnyWhere）

参加対象と申し込み方法

勉強会は全て無料で、参加対象は地方自治体で新たな関係人口施策や地域づくりを企画している担当者や、行政と連携して地域づくりを進める事業者です。申し込みは、提供されたリンクを通じて行えます。地域のプラットフォーム活用や人材育成に関する知識を深める貴重な機会となるでしょう。

主催者の背景

株式会社AnyWhereは、「誰もがどこでも豊かに働ける社会」を目指し、地域との共創を突き詰めた事業を展開しています。コワーキングスペースのネットワークを持ち、地域のプレイヤーと協力しながらデジタルノマド受け入れを推進。例えば、長崎県や奄美市の事例を通じて、地域資源を活用した新しい働き方の提案がなされます。