中小企業向け物流革新システム「HACOS」でDXを加速する
株式会社DayBridgeは、物流業務におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるための新たなソリューション「HACOS(ハコス)」を発表しました。このシステムは、特に中小規模の倉庫に最適化された機能を持ち、作業効率の向上を実現しています。
HACOSのコンセプトと背景
HACOSは「手作業を進化させ、完全自動化に繋げる」という理念のもとに設計されました。物流業務に潜む様々な課題、特に作業時間の長さや誤出荷、人手不足の問題を解決するために、現場に根ざした多機能の支援を目指しています。特に中小企業では、アナログなオペレーションが続いているため、DXの導入が困難とされていますが、HACOSはそのハードルを低くしています。
物流現場が抱える課題の現状
物流業務の現場では、作業時間がかかるだけでなく、うっかりしたミスも多発しています。特に新人教育には手間がかかり、業績にも影響を与えてしまいます。これらの問題は、紙や口頭での指示が多く、オペレーションが手作業中心であることに起因しています。このようなアナログな作業環境では、他業種のようにスムーズにDXを進めることが難しくなっています。そこで、HACOSは「今の環境でしかできない改善策」を提供することで、現場の声に応えています。
HACOSの導入効果:作業時間とミスの削減
HACOSは、作業指示と進捗を一元管理することで、誰でも同じ精度で業務を遂行できる仕組みを提供します。このシステムを導入した結果、ピック作業時間は最大56%削減され、作業ミスはほぼゼロという成果が報告されています。
現場の中心を担うデバイス「hamie(ハミー)」は、オリコンに簡単に設置でき、光と音による直感的なナビゲーションで作業をサポートします。このデバイスは、クラウドと連携して作業指示や履歴のリアルタイム管理を可能にし、業務の柔軟性を向上させます。さらに、「ピックカート」や「RFID検品台」などの新しいアイテムとの連携が進むことで、より多様な運用が実現します。
スムーズな導入が可能
HACOSは、既存のオリコンや作業台にそのまま設置できるため、特別な工事は必要ありません。導入は徐々に行うことも可能で、現場のニーズに応じたカスタマイズが可能です。これにより、無理なくDXの第一歩を踏み出せる環境が整います。
新ラインアップ「ピックカート」の登場
さらに、DayBridgeが展開する「HACOS」の新機能として、ピック作業をデジタル化する新アイテム「ピックカート」が近日中にリリースされる予定です。このデバイスは商品の入れ先を光で示し、音声でのサポートも実施します。すでに導入を検討している多くの現場から期待の声が寄せられており、この革新がどのように現場で活用されるのか、今後詳しい情報が届けられることでしょう。
お問い合わせについて
HACOSの導入方法、活用事例、詳細な資料やデモ、お問い合わせは以下の連絡先までどうぞ。
株式会社DayBridge
所在地:東京都千代田区神田北乗物町7KSビル5階
代表者:崔 晋碩(チェジンソク)
設立:2015年7月
事業内容:物流システムのコンサルティング・開発、企業向けASP/SaaS事業
Webサイト:
https://hacos.cloud/
メール:
[email protected]