JR加古川駅南広場が生まれ変わる!
兵庫県加古川市は、JR加古川駅南広場の活性化を目指し、新たな取り組みとして、人工芝の設置とストリートファニチャーを配置した社会実験を実施します。このプロジェクトは、11月1日(金)から12月26日(木)までの期間限定で、駅周辺の景観向上と、より快適で滞在しやすい空間を創出することを目的としています。
今回の社会実験では、人工芝を設置した2つのエリアを設け、期間ごとにコンセプトやストリートファニチャーを変更することで、来場者に新鮮な体験を提供します。11月15日(金)からは、子供たちが楽しめるキッズスペースや、ゆったりとくつろげるアウトドアテント、巨大ハンモックが登場。さらに、12月13日(金)からは、冬らしいイルミネーションが点灯し、幻想的な空間を演出します。
多様なニーズに対応する、変化する広場
社会実験期間中は、ストリートファニチャーを複数回入れ替えることで、さまざまなシチュエーションに対応し、広場の利用の幅を広げます。例えば、ランチタイムにはテーブルと椅子を配置し、休憩スペースとして活用できます。夜は、イルミネーションに照らされた広場で、ゆったりと過ごしたり、イベントを楽しんだりすることも可能です。
未来の駅前広場を創造する、アンケート調査
加古川市は、今回の社会実験を通じて、駅周辺の再整備における将来の駅前広場設計に活かせる貴重なデータを得ることを目指しています。そのため、大阪工業大学工学部都市デザイン工学科社会資本計画研究室と連携し、アンケート調査を実施します。
アンケートでは、滞在空間の満足度や、将来の駅前広場に設置してほしいストリートファニチャーに関する意見を募集します。社会実験に参加しない方でも、回答可能です。
イベント開催を支援、賑わい創出へ
加古川市では、駅周辺の賑わい創出をさらに促進するため、民間団体等が駅前広場でイベントを開催する場合、テントや椅子、テーブルなどのレンタル品を無償で提供する物品貸出制度を設けています。
社会実験期間中は、西尾レントオール株式会社の協力により、これらのレンタル品が無料で利用できます。イベント開催を検討している団体は、公共空間活用ガイドラインを参照の上、加古川市にご相談ください。
変化するJR加古川駅南広場に注目!
JR加古川駅南広場は、人工芝とストリートファニチャーの設置によって、ますます魅力的な空間へと進化します。ぜひ足を運び、新たな広場の雰囲気を楽しんでみてください。