ミニマリスト住宅
2020-09-05 19:45:32
令和のミニマリスト住宅。7.5坪で見つける新たな独身生活のスタイル
ミニマリスト住宅の新しいカタチ
令和に入り、ライフスタイルが多様化する中、特に注目されるのはミニマリストの生活スタイルです。今回は、大阪の八尾市に拠点を置く工務店、株式会社シーキューブが手がけた7.5坪のミニマリスト住宅についてご紹介します。
この住宅は一人暮らしを考える女性のために設計されており、シンプルで効率的な生活が実現されています。
生活スタイルの変化
現在、独身女性が持ち家を持つことに対する関心が高まっています。これは、人生100年時代において、将来的な経済的安定を求める動きの一環です。特に、家賃を抑えることのできる持ち家は、長い人生を考える上で大きな安心材料となります。
このような背景の中で、株式会社シーキューブは、大阪市阿倍野区に住む30代の女性のために新たに7.5坪の家を建築しました。
コンパクトかつシンプルな暮らし
このミニマリスト住宅は、間取りが非常にシンプルで、7帖のリビング、トイレ、洗面脱衣室、風呂のみで構成されています。
収納は床下収納のみで、必要なものだけを厳選して持つスタイルが特徴です。この女性は、持ち物として靴は3足、衣類も必要最低限にとどめ、料理をせず食事は主にコンビニで済ませています。冷蔵庫は高さ50センチほどのコンパクトなもので、上に電子レンジを設置した状態です。
引っ越しの際、荷物はわずかミカン箱3つ分ほどで済み、物が溢れることがなく、掃除やメンテナンスも楽になります。
このように、持ち物を最小限に抑え、生活をシンプルにすることで、心の余裕も生まれるはずです。
こだわりの設備
もちろん、ミニマリストだからといって妥協はしません。彼女は水にこだわり、セントラル浄水器を導入しています。これにより、洗面やシャワーなど、家の中の全ての水が浄水されて出てきます。
必要なものにはしっかり投資し、快適さを確保しつつ、無駄を省く姿勢が光ります。
現代の家づくりの象徴
さらに、株式会社シーキューブでは、他にも8坪の3階建て住宅を建設中で、猫や犬と暮らすおひとりさま女性のための住宅も手がけています。
このような新しい家づくりの試みは、少子高齢化や晩婚化が進む中で、一人で生きていくための新たな住宅のあり方を示しています。
将来的には、広さではなく効率性やコンパクトさを重視した住宅が求められる時代が来るでしょう。
家の新たな意味
今回のプロジェクトを通じて、家が二人以上の家族が住むものではなく、独身者にとっても大切な拠り所であるという認識が高まります。この女性が選んだスタイルは、単なる住まいを超えて、彼女の生活の質や価値観を反映したものと言えるでしょう。
このように、新たな住宅の選択肢が広がる中、今後も独身者向けのミニマリスト住宅が注目されることでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社シーキューブ
- 住所
- 大阪府八尾市旭ケ丘2-59-3
- 電話番号
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