桜十字グループ、六本木ヒルズに新たな医療の拠点を開院

引きこもった健康を解消する拠点、六本木ヒルズ桜十字クリニック

桜十字グループが設立した新しい医療機関、六本木ヒルズ桜十字クリニックが2026年3月にオープンします。このクリニックは、単なる医療サービスの拡充を超え、「人々の幸せと健やかさは、病気の治療だけで完結しない」という理念を体現しています。

ウェルビーイング・フロンティアの実現

六本木ヒルズ桜十字クリニックは、創業以来培ってきた医療、介護、予防医療の枠を超えて、「人間らしい生き方」を提案します。高水準の予防医療を強化し、心と身体を整える《Vital Space》という空間デザインで、多忙な都市生活者が自分らしく生きるためのサービスを提供します。

健康パラドックスへの挑戦

東京のビジネス中心地である六本木は、健康に関する課題、特に「健康パラドックス」を抱えています。法律で義務づけられた健康診断も、多くの人にとって形骸化したタスクでしかありません。このクリニックでは、都心で働くエグゼクティブ層が効果的に健康を維持できるよう、時間の壁を取り払い、適切な健康管理をサポートします。

二次検査のフォローアップ

現状では、健診後のフォローアップが個々の責任に頼られていますが、これが健康問題として浮上しています。特定保健指導の実施率は27.6%にとどまる状態で、受診勧奨後に約3割が未受診というデータもあります。このような課題を解消するため、六本木ヒルズ桜十字クリニックは健診後のサポートに力を入れ、利用者が早期発見のチャンスを逃すことがないよう体制を整えています。

Vital Space——予防医療の新しい形

このクリニックの特徴である《Vital Space》は、物理的な健康診断が「身体の内部をめぐる旅」に変わる空間です。設計は神谷修平＋カミヤアーキテクツによるもので、曲線を基盤とした自然素材を巧妙に使用し、柔らかな光に包み込まれた環境が人々に安心感を与えます。診療行為が身体を知るための深い対話の時間になることを目指し、利用者が自分の身体と真剣に向き合う手助けをします。

未来の医療体験の提供

六本木ヒルズ桜十字クリニックでは、最新の医療技術を導入し、ラグジュアリーな環境で検査を受けることが可能です。エグゼクティブ向けのプライベート人間ドックも用意され、個室での検査ができるため、忙しいビジネスパーソンでも安心して受診できます。また、検査に使用する最新のMRIやCT機器により、短時間で高精度の診断が実現されています。

「生きるを満たす」新たな医療のかたち

桜十字グループは、単に病気の治療を超え、精神的、社会的な「生きる」を支えることを目指しています。医療と予防が密接に連携し、トータルケアを通じて人々の生活の質を高め、豊かな未来を切り拓く「ウェルビーイング・フロンティア」を築くことが私たちの使命です。これからも新しい医療の形を提供していく桜十字グループに期待しましょう。

詳細は、六本木ヒルズ桜十字クリニックティザーサイトから確認できます。