翻訳サーバ3.5登場
2010-12-22 15:43:06
クロスランゲージが翻訳サーバ「TranslationServer 3.5」を発表、処理速度が最大30倍に向上
クロスランゲージの新しい翻訳サーバ
2010年12月22日、株式会社クロスランゲージが翻訳サーバ「TranslationServer 3.5」を発表しました。この新バージョンは、インターネット翻訳や社内での翻訳ニーズを満たすために設計されており、従来の製品に比べて最大30倍の処理速度向上を実現しました。
TranslationServerの性能向上
「TranslationServer」は、企業の翻訳業務に欠かせないツールで、主に「WEB-Transer@ホームページ」「WEB-Transer@SDK」「WEB-Transer@Enterprise」「プレミアム翻訳」といったサービスに利用されています。前バージョンの「TranslationServer3.4」においても、処理プロセスの見直しにより高速化が図られましたが、今回の「TranslationServer 3.5」ではさらなる性能向上が実現されました。
新しいシステムでは、高負荷な状況における処理能力が従来の1.3倍から最大25倍に向上し、通常の負荷でもCPU使用率を70%も削減できるため、効率的に多くの翻訳リクエストに応えることが可能となります。
翻訳ニーズの高まり
クロスランゲージでは、最近特に機械翻訳を用いた自動翻訳サービスの問い合わせが増加しています。その理由として、海外市場への進出を試みる企業や、インバウンド観光ビジネスの拡大、携帯電話コンテンツの需要が高まっていることが挙げられます。これに応じて、翻訳サーバの負荷を軽減しつつ、処理速度の向上が求められていました。
「TranslationServer 3.5」の導入により、取引先からは効率的な翻訳処理が期待され、顧客満足度向上にも繋がると確信しています。また、既にシステムを導入している各社からも好評を得ており、グローバルなビジネス展開を支援している実績があります。
バージョンアップのスケジュール
クロスランゲージでは、2010年12月から「WEB-Transer@ホームページ」「WEB-Transer@SDK」「プレミアム翻訳」の順次バージョンアップ作業を行い、2011年1月末までには完了予定です。また、「WEB-Transer@Enterprise」は、2010年12月納品分から新バージョンへの移行が済んでいます。
TranslationServerの特長
「TranslationServer」は、日本国内で人気のあるWEB翻訳サーバで、日本語や英語、中国語、韓国語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語など、多彩な言語をサポートしています。翻訳品質は最高クラスであり、安定した稼働が特徴です。このような高度な翻訳能力を背景に、様々な分野で機械翻訳サービスが提供されています。
今後もクロスランゲージは、より良い翻訳体験を提供するため、技術の進化を続けていく所存です。業界のニーズに応じたサービスの拡充や、ユーザビリティの向上に努めてまいります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社クロスランゲージ
- 住所
- 東京都千代田区紀尾井町3番6号紀尾井町パークビル5F
- 電話番号
-
03-5215-7640