蔵王の樹氷を守る
2025-09-01 16:45:13

髙梨沙羅が蔵王の樹氷を守る植樹活動を実施

髙梨沙羅が継承する蔵王の自然環境を守る活動



2025年8月30日、山形県の蔵王ロープウェイ周辺で、スキージャンプ選手の髙梨沙羅さんが発起人となった「JUMP for The Earth PROJECT」による植樹活動が行われました。このプロジェクトは、次世代にスノースポーツの楽しさを伝え、蔵王のシンボルである樹氷を守るために立ち上げられました。

当日は、髙梨沙羅さんを始め、村山産業高等学校の生徒や樹氷復活サポーターを含む約45名が参加しました。彼らはオオシラビソの稚樹の探索・採取から移植までを行い、樹氷の形成に必要な環境を保護するための具体的な行動をとりました。この取り組みは、環境を守るだけでなく、若い世代に自然を大切にする意識を育む意義も含まれています。

髙梨沙羅の特別な思い



髙梨沙羅さんにとって、蔵王は特別な場所です。2012年のワールドカップで初優勝を果たした地であり、競技人生の大切な舞台でもあります。しかし、気候変動による雪不足が進む中、自然環境の危機を肌で感じながら、彼女は地域の魅力を守る活動が重要であると訴えています。「樹氷を守るための努力は、私たちの未来にもつながる」と髙梨沙羅さんは語ります。

参加者の体験



当日の活動は、悪天候の中で行われましたが、参加者たちは協力し合いながら作業に取り組みました。髙梨沙羅さんは、「初めての植樹活動は重労働であり、根を傷つけないよう慎重に作業を進めました。みんなで協力できたことが嬉しかった」と感想を述べました。また、「稚樹の移植が難しかった」「山頂付近の木々が枯れていて驚いた」といった声も寄せられ、貴重な体験となりました。

JUMP for The Earth PROJECTの意義



「JUMP for The Earth PROJECT」は、環境問題に真剣に取り組む場として位置づけられています。このプロジェクトは、髙梨沙羅さんがスキージャンプを通じて得た経験や知識を活かし、気候変動を「自分ごと」として捉えることの重要性を広めようとしています。参加者自身が自然を大切にする意識を持つことで、未来の環境保護に寄与することが期待されています。

今後の展望



髙梨沙羅さんは、「次世代の子どもたちが樹氷を見て感動し、自然から学べる環境を守ることが、私自身の競技活動にもつながる」と述べています。本プロジェクトは、今後も持続的に続けていく意向を示しています。さまざまなイベントや教育プログラムを通じて、若い世代に向けた取り組みを展開する予定です。

今回の植樹活動は、地域の自然環境を保護するだけでなく、次世代に向けた教育の重要性を再認識する機会ともなりました。このような活動が広がることで、蔵王の魅力が未来へ受け継がれていくことを期待しましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

会社情報

会社名
JUMP for The Earth PROJECT事務局
住所
東京都港区三田4-1-4城南ビルディング 4階
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。