妖怪の世界を山々で織りなす水木しげるの新刊登場
水木しげるの新作『水木しげるの山』が2025年3月5日に発刊されます。この作品は、山を舞台にした漫画12編と日本及び世界から集められた妖怪画36点を収めたアンソロジーです。水木しげるといえば、『ゲゲゲの鬼太郎』の作者として広く知られ、独自の妖怪観と視点で多くのファンを魅了してきました。本書も水木の妖怪ワールドの魅力を再発見できる貴重な一冊となっています。
本書の内容と特徴
『水木しげるの山』はまさに、山と妖怪という二つのテーマが組み合わさった作品集です。収録されている漫画は、短編作品と貸本時代の作品の中から選りすぐりのものです。特に、深山や山里で生活する妖怪の物語は、自然と共存した不思議な世界を思わせます。
収録作品リスト
1.
山の妖怪図鑑
日本の山に住む妖怪(カラー24点)
世界の山に住む妖怪(モノクロ12点)
2.
代表的な作品
山姫
足跡の怪
雨女
やまたのおろち
* ゲゲゲの鬼太郎からの特選作品には、見上げ入道や妖怪あしまがりなども収録。
本書は水木しげるが描く独特な妖怪たちによる、山の神秘的で幻想的な世界へと読者を誘います。
商品詳細
書名:水木しげるの山
定価:1540円(本体1400円+税10%)
発売日:2025年3月5日
仕様:文庫版・本文416ページ
発売元:株式会社 山と溪谷社
本書は、妖怪ファンはもちろんのこと、山や自然を愛する人々にもおすすめの一冊です。特に水木しげるファンにとっては、彼の代表作だけでなく新たな視点からの物語が楽しめることでしょう。この新たな作品を通じて、妖怪と山が交わる不思議な体験をしてみてはいかがでしょうか。
出版社について
本書を発行する株式会社山と溪谷社は、1930年に設立され、月刊誌『山と溪谷』を中心に山岳・自然分野のメディア事業を展開しています。また、登山やアウトドアをテーマに地域活性化に取り組むソリューション事業も行っており、自然や環境について広くげんがあります。
水木しげるの妖怪の世界と山の美しさをめいっぱい楽しめるこの新刊、読者の皆さんにとって新たな発見があることでしょう。ぜひ手に取って、その魅力を感じてください。