Accelleronとseawiseが日本の海運業界に新たなデジタルソリューションを提供
Accelleronとseawise、日本海運市場へ進出
2025年11月13日、東京にて、seawise、Accelleron、そしてその合弁会社であるTurbo Systems United(TSU)は、日本の海運業界向けに新たなデジタルソリューションを展開するためのパートナーシップ契約を結びました。この提携により、Accelleronのソリューション、特にLOREKA360° Tekomar XPERT Engineがseawiseの船舶データプラットフォームswDPFで利用可能になります。これは、日本における初の試みであり、swDPFの機能を強化し、Accelleronのデジタルソリューションの地元での展開を促進することが期待されています。
LOREKA360°の統合
Accelleronの提供するLOREKA360°は、デジタル解析機能をswDPFに統合することで、海事関係者に対してより深い洞察と生産性向上を可能にします。この画期的なプラットフォームは、船舶、艦隊、航海のパフォーマンス管理と最適化を実現するための複数のモジュールを備えています。
具体的には、契約のもとで提供されるTekomar XPERT Engineは、エンジンのパフォーマンスを評価し、関連するアドバイスを行います。また、OptiHullは航海および船舶データを統合し、船の航路や艦の状態、燃料効率に基づいて最適な船底清掃スケジュールを計画します。さらに、Emissions Deskは、船舶データを法令遵守の報告やさらなる削減のための洞察に変換するサポートを行います。
このLOREKA360° Tekomar XPERT Engineは、全てのエンジンタイプ、メーカー、および年式に対応しており、ユーザーは燃料消費の削減や環境規制の遵守に向けた実行可能なインサイトを得ることができます。すでに130以上の海運会社が3,000隻以上の船舶及び12,000台のエンジンでこのソリューションを活用しています。
日本市場におけるAccelleronの実績
Accelleronは、日本において長い歴史を持ち、多大な実績を挙げています。Turbo Systems Unitedは1998年に設立され、Accelleron IndustriesとIHI株式会社の合弁事業として運営されています。TSUの執行役員であり社長の吉成浩明氏は、「seawiseとの提携を心より喜んでいます。デジタル化を進め、利用可能なアプリケーションの幅を広げ、このパートナーシップが日本の海運業界のデジタル変革に寄与することを信じています」と述べています。
産業内の協力を強化
一方、seawise株式会社は2022年に設立され、Japan Data Science Consortium株式会社、三井物産株式会社、津根製作所株式会社との合弁事業として運営されています。同社は膨大な船舶データを活用し、船主、造船所、チャーター会社、貨物所有者などの海事関係者に対して運用の課題を解決するための解釈を提供しています。
そのswDPFプラットフォームは、自社製および第三者のソフトウェアをSaaS形式で提供し、オープンプラットフォームのアーキテクチャを通じて海運業界全体の協力を促進しています。swDPFは、TSUNEISHI SOLUTIONS TOKYOBAY株式会社によって建造された船舶に標準装備されているFleet Transferシステムを含む、船舶から収集されたデータを視覚化することを目的としています。
seawiseの執行役員である筒井和明氏は「Accelleronとの初のパートナーシップを結んだ日本企業であることを誇りに思います。Accelleronの世界的に認知されたデジタルソリューションを私たちのプラットフォームに取り入れることは、運用効率を向上させ、船舶のライフタイムバリューを最大化するための重要なマイルストーンです」と述べています。
会社情報
- 会社名
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seawise株式会社
- 住所
- 東京都千代田区神田東松下町41-1
- 電話番号
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