EPNextS、新たな認知症予防プログラム「ふぁみコネ」を始動
2025年9月、株式会社EPNextSは認知症の予防と啓発を目的とした取り組み「家族で学ぶ認知症 “ふぁみコネ”」を開始しました。この活動は、特にシニア世代の親を持つ家族に焦点を当て、認知症に関する情報をわかりやすく提供するものです。忙しい現代人にとって、健康への意識を持つことが容易ではない中、この新しい取り組みが期待されています。
「ふぁみコネ」の特徴
“ふぁみコネ”では、家庭での学びを支援するためのコンテンツが提供されます。YouTubeチャンネルでは、少々おっちょこちょいなキャラクターたちが登場し、コミカルなストーリーを交えながら啓発動画を配信します。これにより、楽しく認知症について学べる環境が整えられています。
また、LINE公式アカウントに登録することで、以下の特典を受けることができます。
- - 「家族に送るLINE例文」:親の健康を気遣うメッセージの例
- - 「1分でわかる家族の様子チェック」:小さな変化を見逃さないためのチェックリスト
これらのリソースは、家族が日常的に健康について考慮できるよう促します。
なぜ今、認知症予防が重要なのか
厚生労働省のデータによると、2025年には65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症を患うと予測されています。これを背景に、認知症に関する予防的取り組みの重要性が日増しに高まっています。EBNextSは、これまでの医薬品開発に加え、未病や予防分野への積極的な関与を図り、健康寿命の延伸を目指しています。
専門医の吉山容正先生は、「認知症は発症の何年も前から脳内で変化が始まるため、家族が日常の中で小さな変化に目を向けることが大切です。この観点からも“ふぁみコネ”は非常に意義のある取り組みです」とコメントしています。
今後の展開
EPNextSは、今後も「ふぁみコネ」を通じて、認知症に関する正しい知識を広め、家族の行動変容を促す情報を提供していく方針です。最新の医学情報を分かりやすくすることで、家族が認知症の兆候に早期に気づけるよう支援します。また、研究機関や製薬企業との連携を深め、認知症領域の医薬品や医療機器の開発と普及を先導していくことを目指します。
EPNextSとは
EPNextSは、医療や健康分野において新しいビジネスソリューションを提供するヘルスケア・ソリューション・プロバイダーです。1991年に設立されたこの企業は、医薬品開発業務の受託や治験支援を通じ、約7000人の専門家の力を活かして健康産業に貢献しています。
今後の社会において、家族が認知症に対してより理解を深め、支え合いながら生活していける時代を作るために、「ふぁみコネ」のような取り組みがますます重要になることでしょう。