WMW、登録総資産額が36兆円を超えて成長中
株式会社キャピタル・アセット・プランニングが提供する総資産管理システム「Wealth Management Workstation(WMW)」が、2023年において大きな成長を遂げました。具体的には、登録総資産額が前年比96.6%増の約36兆245億円に達し、1兆7,811億円も増加しました。同時に、WMWの登録世帯数も前年比18.5%増となり、7,173世帯に達しました。
新たな動きとその背景
WMWの登録総資産額の急増は、金融機関や会計事務所、IFA(金融商品仲介業者)など、広範な業界で利用されています。このシステムは、ポートフォリオ管理や不動産管理、保険設計、税務対策など、さまざまな資産管理業務を統合的にサポートするものです。最近では、新たに生命保険会社がWMWを導入し、その結果として金融機関の顧客数が大幅に増加しました。
特に注目されるのは、自社株に関連する資産が前年比で510%も増加し、国内外の株式も286%増加していることです。これにより、多くの中堅企業オーナーやIPOを果たした企業のオーナーが、新たな顧客として加わったことが要因とされています。このような増加は、相続や事業承継の重要性が高まる中、金融機関が顧客本位の業務運営を求められる現状を反映しています。
大相続時代に求められるWMWの役割
日本は現在、大相続時代と呼ばれる状況にあり、特に相続や事業承継、財産承継にまつわる問題のスムーズな解決が求められています。WMWは、このような社会的ニーズに対応するために、顧客に寄り添った提案を行えるシステムとしての重要性が増しています。WMWの進化は、金融機関やIFAにおけるファイナンシャルウェルネスを実現するための大きな支えとなっているのです。
未来への展望
WMWの登録総資産額が36兆円に達したことは、目覚ましい成果ですが、これで終わりではありません。株式会社キャピタル・アセット・プランニングは、2009年のWMWリリース以来、幅広い機能の充実を図ってきました。今後は、AI技術を活用してデータ分析やシミュレーション機能を進化させることを計画しています。また、顧客に対する相続や事業承継、財産承継に関する提案書の自動作成機能も開発し、ユーザビリティを高めていく方針です。
まとめ
このように、WMWは日本の資産管理における重要な役割を果たし続けています。大相続時代を迎えた現状において、日々変化するニーズに対応できる力を持つWMWは、今後も多くの金融機関やIFAに必要不可欠なシステムとして、その地位を確固たるものにしていくでしょう。適切な資産管理が求められる時代において、WMWはさらなる進化を遂げることでしょう。さらに情報を得るためには、公式サイトやサポートデスクへのお問い合わせをお勧めします。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社キャピタル・アセット・プランニングWMWサポートデスク
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