ひまわり教育研究センター設立の背景
「ひまわり教育研究センター」が新たに設立された背景には、幼児教育の重要性と時代の変化がある。これまで幼児教室ひまわりでは、多くの親たちが子どもの未来を考えた教育法を実践してきた。具体的には、子どもを医者にしたい、学力を向上させたいというニーズに応えるため、プロフェッショナルな講師が集まり、実践的なノウハウを提供してきた。
設立以来、対面セミナーやオンライン講座での受講者は1万1937人にもなり、5万2701人のメルマガ読者を持つまでに成長した。多くの家庭が指導を受けたことに喜びを感じる一方で、その教育法の精度をさらに向上させる社会的な責任を感じるようになった。
そこで新たに設立された「ひまわり教育研究センター」は、より効果的な教育方法を探求し、教育に関するデータベースとエビデンスを整備することを目指している。このセンターを通じて、親たちに確信を持った教育法を提供し、未来の教育を切り拓いていく意義を感じてもらいたい。
無から有を生み出す学力
新しい大学入試改革に伴い、「無から有を生み出す学力」の重要性が増している。2021年から始まった大学入学共通テストは、知識を前提にしつつも思考力、判断力、表現力に重きを置いた評価へと変化している。これは、情報化社会やグローバル化が進む中で、将来を見据えた教育の必要性を示している。
これからの時代に必要なのは、確固とした基礎学力を持ち、深く考え、判断し、自己表現ができる力だ。私たちが提唱する「無から有を生み出す学力」とは、未来を担う子どもたちがこの力を培うための教育法を指す。具体的には、何をすべきか、どのように学べばよいのか、これを追求することが私たちの理念である。
事業内容
教育データベースの構築
ひまわり教育研究センターでは、幼児教室ひまわりで培った教育法をベースに、中立的かつ再現性の高い教育法の確立を目指す。具体的には、複数の保護者や東大生を対象にしたリサーチを通じて、教育に関するデータベースの蓄積を進めている。また、これまでに220人の東大生の幼少期生活に関する調査も終了し、現在データ解析を行っている。このデータは、今後の教育法の向上に資するものと考えられている。
教育ノウハウの開発
教育ノウハウの開発や研究も重要な業務の一環。中長期的に大学と連携し、共同研究や論文執筆を行い、エビデンスに基づいた教育手法の向上を図っていく計画だ。
最新教育ノウハウの収集
教育業界は常に進展しており、世界各国で開発された最新の教育法についても情報を収集・解析する。これにより、他国の成功事例を日本の教育に生かし、より効果的な教育方法を模索していく。
知育アプリの開発
ITが発展した現代において、子どもの能力開発のためにデジタルコンテンツやアプリの役割は無視できない。知育アプリの最適な使い方を研究し、将来的にはアプリの開発も計画している。
研究者のご紹介
所長 上田尚子
大阪大学文学部卒業。幼児教室ひまわりの副塾長を務める。自身の子どもたちは、灘中学から東大理IIIに現役合格するなど、教育の専門知識を持つ。
研究員 熊野貴文
灘中学、灘高校を経て、大阪大学医学部卒業。幼児教室ひまわりの創業者としても知られる医師。
研究員 加藤牧人
東海中学、東海高校を卒業後、金沢大学工学部に進学。現在は幼児教室ひまわり事務局長として保護者の相談窓口を担当している。
概要
施設名 | ひまわり教育研究センター(幼児教室ひまわり付属) |
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運営会社 | イノベーションシステム株式会社 |
運営責任者 | 所長 上田尚子 |
本部所在地 | 大阪府大阪市淀川区西中島4−2−6 3F/4F/7F総合受付7階 |
電話番号 | 06-6307-1112 |
業務内容 | 教育に関するデータベースの収集、教育ノウハウの開発、研究、エビデンスの構築、諸外国の最新教育ノウハウの収集と解析、知育アプリの開発 |
URL | ひまわり教育研究センター |
この新たな取り組みを通じて、時代に即した教育を実現し、多くの未来を担う子どもたちを育んでいくことが期待されている。幼児教育に新たな光を当てる「ひまわり教育研究センター」の活動には、注目が集まるだろう。