ISO認証取得の意義
2025-07-30 14:32:34

パシフィコ横浜が国内初のISO 20121認証を取得!持続可能なMICEの未来

パシフィコ横浜が国際的なISO 20121認証を取得



横浜市のパシフィコ横浜が、2025年7月10日付で持続可能なイベント運営を目的とした国際規格「ISO 20121:2024」認証を取得し、国内のMICE(Meeting, Incentive, Convention, Exhibition)施設としては初の快挙を成し遂げました。

ISO 20121とは?


ISO 20121は、イベント運営における持続可能性を考慮し、環境、社会、経済の側面からマネジメントするための国際的な標準規格です。この認証によって、イベント運営に関わるリソースの使用や廃棄物管理において、より効果的で持続可能なアプローチが求められます。この規格の取得は、環境保護や社会的責任を重視する企業努力の象徴でもあります。

2024年国際会議開催件数で世界7位


日本は、2024年の国際会議開催件数において世界ランキングで7位に位置しています。政府は「新時代のインバウンド拡大アクションプラン」の中で、2030年までには世界5位を目指す目標を掲げており、それに向けた施策を進めています。このような背景において、パシフィコ横浜のISO 20121認証取得は大きな意義を持つと考えられます。

国内MICE業界への影響


今回の認証取得を活かし、パシフィコ横浜は持続可能性に関する国際的な競争力を高め、さらに多くの国際会議を誘致することで、政府の目標達成に貢献することを目指しています。当施設はこれまでも、2003年から2023年まで21年連続でMICE施設の中で国際会議開催件数がトップの座を維持してきました。

TICAD9の成功へ向けた取り組み


また、当施設では2023年8月20日から22日まで、「第9回アフリカ開発会議(TICAD9)」が開催される予定です。この重要な国際会議を成功させるために、ISO 20121の基準に沿ったイベントサステナビリティを実現し、参加者にとって快適な環境の提供を誓っています。

サステナビリティへの取り組み


パシフィコ横浜は、2023年6月にサステナビリティ方針を策定し、事業を通じて解決に取り組む重要課題などを明確にしました。2030年に達成すべき目標を設定し、三年間の「中期経営計画 2025-2027」においては特にサステナビリティを最重要課題として位置づけています。

これからも多くの取り組みが期待されるパシフィコ横浜が、国内MICE業界でのサステナビリティのリーダーシップを発揮し、日本のMICE産業全体の発展に寄与する姿勢は、これからのビジネスイベントにとっての信頼の証となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社横浜国際平和会議場
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1番1号
電話番号
045-221-2155

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