和歌山市とおいくら連携
2025-06-11 15:52:09

和歌山市が「おいくら」と連携しリユース促進プロジェクト開始

和歌山市と「おいくら」の連携でリユースを促進



和歌山市(市長:尾花 正啓)と株式会社マーケットエンタープライズ(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士)は、2025年6月11日(水)に、地域の環境問題解決を目指したリユース事業の協定を結びました。この取り組みでは、マーケットエンタープライズが開発したリユースプラットフォーム「おいくら」を活用し、不要な品物を捨てることなく再利用できる仕組みを構築します。これにより、和歌山市は廃棄物の削減と循環型社会の実現を目指しています。

リユース事業の背景と必要性


和歌山市では、1日あたりのごみの排出量削減が思うように進展せず、捨てられる品々の中にはリユース可能なものが多く含まれていると市は認識しています。この状況の改善を図るため、市民に対するリユース活動の認知を高める施策の導入を検討していました。

一方、マーケットエンタープライズは「持続可能な社会を実現する最適化商社」として、リユース事業を中心に成長を続ける企業です。同社は、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参加や、「楽器寄附ふるさと納税」の実行委員会としても積極的に活動してきました。その中で、和歌市からの依頼に応じた形でリユース活動を通じた循環型社会の形成を目指すこととなりました。

「おいくら」とは


「おいくら」は、不要品を売りたい方がリユースショップに対して一括査定を依頼できる便利なプラットフォームです。全国の加盟店への査定依頼が可能で、買取価格を比較しながら簡単に売却を進めることができます。今までに約130万人の利用者がいるこのサービスは、手軽さから高い評価を得ています。

和歌山市のリユース課題と「おいくら」の解決策


和歌山市では、粗大ごみの回収を無料で行っていますが、大きな品物を自宅から運び出すことが市民にとっての壁となっています。「おいくら」なら、希望すれば自宅の中まで取りに来てくれるサービスがあり、大型品でもスムーズに売却が可能です。さらに、家電リサイクル法対象の製品も、適切な状態であれば買取の可能性があり、早ければ査定を依頼した当日中にやり取りが完了するケースもあります。

市民にとっても市の負担にもならないこのプログラムは、自治体全体での不要品削減を促進するものです。

今後の展望


6月11日(水)には、和歌山市の公式ホームページに「おいくら」の情報が掲載されます。市民は直接不要品の一括査定を申し込むことができ、リユースサービスの利用が簡単になります。この取り組みを通じて、再利用の文化を浸透させ、廃棄に代わる選択肢を市民に提供し、多様なリユースのニーズに応えていきます。

また、この連携により、市の廃棄物処理の負担軽減にも寄与できることが期待されます。市民の意識変容や循環型社会の形成が進むことで、SDGsの理念にも貢献することとなるでしょう。

和歌山市の魅力


和歌山市は、和歌山県の北西に位置し、豊かな自然環境を抱えた街です。大阪に近く、関西国際空港へのアクセスも良好なため、観光やビジネスにも適した場所です。リサイクル推進のためのキャラクター『リリクル』も子どもたちに愛され、地域のリユース意識を高める役割を果たしています。

人口は約35万人を超え、208.85平方キロメートルの広さを持つ和歌山市は、今後のリユース・リサイクル活動を通じてさらなる発展が期待される地域です。

株式会社マーケットエンタープライズの概要


株式会社マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心としたネット型ビジネスを展開しており、2006年の設立以来、急速な成長を遂げてきました。2015年には東証マザーズに上場し、現在はプライム市場に位置づけられています。リユースプラットフォーム「おいくら」は、全国に259の自治体に展開し、940万人以上の利用者を抱えるなど、多様なサービスを提供しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社マーケットエンタープライズ
住所
東京都中央区銀座1-10-6 銀座ファーストビル2階・3階
電話番号
03-5159-4060

関連リンク

サードペディア百科事典: 和歌山県 和歌山市 おいくら リユース

Wiki3: 和歌山県 和歌山市 おいくら リユース

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。