UNIFY社とアゼルバイジャン政府が共同プロジェクトを発表
2024年9月7日、UNIFY PLATFORM AG(以下、UNIFY社)はアゼルバイジャン共和国政府とともに、産業育成とCOP29に対応した新たな共同プロジェクトの提携に関する公式合意を達成しました。このプロジェクトは、UNIFY社の現地法人であるGlobal Unifarm社が中心となり、アゼルバイジャン政府とトルコ製薬企業と連携して、天然植物を原材料とする医薬候補成分であるAtomic Carbon(AC)およびデアザフラビンの製造と販売を促進するものです。
プロジェクトの詳細
ACは、デング熱やサル痘ウイルスなどさまざまなウイルスに対して強力な不活化効果が期待される医薬候補成分です。この製品はアゼルバイジャン国内外における製造と販売が計画されており、原料栽培においてもアゼルバイジャン政府と協力することで、国産化を進めます。UNIFY社はACの特許を所有しており、国際市場でもその注目度は高まっています。
一方、デアザフラビンは日本国内で健康維持のためのサプリメントとして広く使用されている成分です。国際的にはアルツハイマー病や糖尿病の治療における医薬候補成分としても期待されており、その特許はUNIFY社の代表である寺田常徳が同時に代表を務めるケミテラス株式会社が保有しています。
新たな顧問の任命
このプロジェクトを推進するために、アゼルバイジャンの財務大臣を歴任した経済学者のFikrat Yusifov博士がUNIFY社の顧問に就任しました。この取り組みは、アゼルバイジャンの経済発展や産業育成に寄与し、環境保護や持続可能な開発目標(SDGs)を達成するための重要な一歩となるでしょう。
COP29での発表と国際的な展望
このプロジェクトは、2024年にアゼルバイジャンで開催予定のCOP29の関連イベントの一部として正式に発表される見込みです。さらに、国際的な首脳会議であるG7、G20、APEC、COPなどの公式広報誌『Group of Nation』にも本プロジェクトが大きく取り上げられる計画があり、世界中から注目を集めることが期待されています。
UNIFY社のビジョン
UNIFY社は、今後も世界中の企業や政府機関との協力を深め、先進的な技術やソリューションを通じて持続可能な未来の実現に向けた活動をさらに加速させていく意向です。スイスに本社を置く同社は、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて研究者や起業家を支援するデジタルプラットフォームUNIPLATの開発と運営に注力しています。また、感染症管理の分野でも活動を展開し、パンデミックへの迅速な対応を可能にするSaaSプラットフォームを提供しています。
詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください:
UNIFY公式サイト