オンラインセミナー『援助要請研究』から学ぶスクールカウンセリングの新技術

オンラインセミナー『援助要請研究』の詳細

日本公認心理師ネットワーク主催のオンラインセミナー『援助要請研究が描くスクールカウンセリングの実践 —「助けて」に気づき，受け止め，支える技法—』が、2025年3月4日に開催されます。時間は19時から21時までの2時間です。このセミナーは、特に教育機関で活動するスクールカウンセラーや心理支援に関わる専門家を対象にしており、塾や学校での支援に役立つ知識を深めることができます。

住む世界が異なる子どもたち、心の疲れを抱えながらも助けを求められずにいる子どもたちにとって、相談ができる環境を整えることは非常に重要です。このオンラインセミナーでは、"助けて"という信号に気づく力や、それを受け止めて支える技術が何かということを深く考えられます。

セミナー内容

セミナーでは、以下のようなテーマについて掘り下げていきます。

- 「相談」とは何か？（定義） 相談をどのように規定するかを考えます。
- どのくらい相談しないのか？（実態） 実際に、相談しない子どもたちがどの程度存在するのかを数値で表現します。
- なぜ相談しない（できない）のか？（理論） その心理的背景を探ります。
- 「相談」をどのように測るのか？（尺度） 相談行動をどう評価するかを学びます。
- どのように相談を促すか？（介入） 具体的な介入策を実践的に考えます。
- 相談すればよいのか？（影響） 相談することの影響を議論します。
- 相談「しない」を尊重するか，相談「させる」べきなのか？（倫理） 倫理的な観点から議論を深めます。

これらの内容は、理論的な知識だけでなく、実践的な支援技術として日常に活かすためのヒントが得られるでしょう。

講師紹介

講師には、北海道教育大学の准教授、本田真大先生をお招きします。豊富な経験と知識を持つ本田先生から、直接学べる貴重な機会です。心身のサポートを担う専門家にとって、実践に基づいた技術を身につけるチャンスになるでしょう。

イベント概要

- 開催日時: 2025年3月4日（火）19:00 - 21:00
- 方式: オンライン開催
- 参加費: 4,980円

セミナー参加者には、講演資料を希望者のみで販売します。資料は、セミナー開催時に必要な知識を後から復習するためにも、役立つでしょう。希望者は別途1,000円で購入可能です。

また、配信の見逃し配信も予定しており、ライブ終了後約1週間後に、Peatixアプリに登録されたメールアドレスに送信されます。見逃し配信は2025年3月末まで視聴可能ですので、参加できない方も安心です。

オンラインセミナーに参加することで、日常の支援に活かせる新たな技術を手に入れることができます。今後の動向にぜひ注目を。