河出書房新社×梨のコラボレーション、ホラー短編賞結果発表
株式会社河出書房新社と小説投稿サイトのエブリスタが共同で開催した「河出書房新社×梨 ホラー短編賞」の受賞作品が、このほど発表されました。新進気鋭の人気ホラー作家・梨氏が特別審査員として参加し、応募数2,000件を超える作品の中から選ばれた10作品が受賞の栄誉に輝きました。これらの作品は、11月に書籍化されることも決定しており、多くのホラーファンから期待が寄せられています。
受賞作品の特徴
受賞した10作品は、テーマに分かれたホラー短編として構成されています。「身体」「感情」「記憶」という親近感のあるテーマを通して、様々な恐怖が描かれています。作品の御紹介を以下に各部門ごとにまとめました。
1. 「身体」に関するホラー
- - 『測定不能部位』 作者: 水到渠成
- - 『腑の在り処』 作者: 乃上さり
- - 『メアリー・スーの右脚』 作者: 木月陽
- - 『鱗の海』 作者: 駒木
これらは身体が持つ不気味さや恐怖をテーマにしており、普段は意識しないボディイメージの恐ろしさを際立たせています。
2. 「感情」にまつわるホラー
- - 『咲野くんと私の平凡で幸福な日々』 作者: 伊藤なむあひ
- - 『ちょっとした神様』 作者: 藤宮佑
- - 『幸いの子ら』 作者: 水鬼
- - 『撒き餌』 作者: 4.7独居
感情という普遍的なテーマを通じて、私たちの内面に潜む恐怖や不安を描写した作品が並び、読者に深い共感を呼び起こします。
3. 「記憶」に関連するホラー
- - 『ぼったちさん』 作者: 瘴気領域
- - 『アウタースペース・ロクブキル』 作者: 小金井ゴル
記憶の中から蘇る過去の恐怖が、どのように現在に影響を与えているかを探る作品は、心理的な緊張感を与えます。
審査の感想と評価
特別審査員である梨氏は、応募作品数の多さにも関わらず、厳選された受賞作品を拝見して際立った感想を述べました。彼は「この設定やキャラクターでさらに数千字を読みたかった」と述べ、一部作品に対して特に高い評価を与えています。彼は、ホラー作品において重要な要素である設定やキャラクターの掘り下げを重視していることが分かります。
書籍化と期待される未来
受賞した全10作品は、2026年11月下旬に河出書房新社よりアンソロジーとして書籍化される予定です。この書籍は、梨氏が厳選したホラー作品を収めたものであり、彼自身が「最恐」と評するその内容に、多くのファンが期待を寄せています。仮題は『身体―感情―記憶にまつわる恐怖譚』とされ、魅力的なラインナップが揃っています。ページ数は240ページで、ISBNも発行される予定です。
現在、書籍に関する具体的な詳細情報は河出書房新社のホームページやSNSで更新されているため、関心を持つ方はチェックしておくことをお勧めします。
エブリスタについて
エブリスタは、2010年からサービスを開始した小説投稿サイトで、恋愛からホラー、ファンタジーに至るまで多くのジャンルで作品が投稿されています。特に、受賞作品は書籍化やコミカライズの権利を得ることができます。また、作家支援プログラムも充実しており、新しい才能が生まれる場所となっています。
ホラー小説ファンには見逃せない「河出書房新社×梨のホラー短編賞」。これからの刊行に向けた期待感も大きく、ホラージャンルの新たな才能の発見に期待が高まります。