奈良市での興味深いワークショップのご紹介
奈良市の大和西大寺駅周辺地域で、地域経済やまちづくりについて考えるワークショップ「Public Life Labo」が、3月1日に開催されます。このワークショップの参加者募集は2月24日で締切を迎えますが、すでに多くの応募者があり、地域活性化に向けた熱い思いが感じられます。
ワークショップの目的
このワークショップは、地域の課題と向き合い、具体的な解決策を探ることを目指しています。奈良市の現在の課題には、地域経済を支える担い手の不足や、経済的な衰退があります。これらを解消するためには、地域の特性を生かした働く場や魅力的なコンテンツの創出が不可欠です。これを実現するためには、地域の人々が協力し、まちづくりに取り組む体制を築く必要があります。
昨年度にも実施された「Public Life Labo」では、公共空間の新しい利用方法を提案しました。初回のワークショップでは、西大寺エリアの持続可能なまちづくりプレイヤーを発掘・育成し、公共空間の活用が進みました。今年度は、エリア内の事業者や住民、行政が連携し、さらなるまちづくりの推進を図ります。また、池袋エリアのプラットフォーム事例も学びながら、自らのまちに活かすヒントを見つけることが期待されています。
ワークショップの内容
当日は、大きく分けて2部構成になっています。1部は午前中の時間帯に行われ、外部ゲストによる講演やクロストークが行われます。特に「道路空間の使いこなし」といったテーマでは、国土交通省の専門家が自身の知見を交えながら、まちづくりに必要な視点を共有します。
2部では、参加者全員が自らのまちの未来像について議論する時間が設けられています。自己紹介や意見交換を通じて、互いにアイデアを広げたり、新たな視点を得たりする機会が設けられています。
アクションの場へ
「Public Life Labo」に参加することで、自身の想いやアイデアを具体化し、地域でのアクションにつなげる契機になるでしょう。参加者それぞれが想い描く「こうなったらいいなぁ」という未来の西大寺のまちを共に考え、ディスカッションを通じて新しい発見が生まれることを期待しています。
この機会に、ぜひ地域の一員として参加し、自らもまちづくりの主役になる意識を持ってほしいと思います。実際に地域で活動している実践者や行政の関係者と直接つながることもでき、貴重な交流の場となるでしょう。
参加方法
参加希望の方は、事前に奈良市の都市政策課までご連絡ください。日時は、2023年3月1日(土)で、会場は梅守第二ビル(奈良市西大寺栄町)です。さまざまなバックグラウンドを持つ方々との出会いとともに、将来のまちの姿を一緒に考えることができる機会をお見逃しなく!
地域の未来を共に描くために、皆様のご参加をお待ちしています!