株式会社Quanmaticは、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「量子・古典ハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業」に採択されました。この事業は、量子技術とAIを融合させたアプリケーション開発を通して、産業競争力の維持・向上やエネルギー需給の高度化を目指しています。
Quanmaticは、早稲田大学とともに「半導体製造業最適化のための量子・古典アプリケーションの研究開発」に取り組みます。Quanmaticは製造業における最適化問題の分析やアプリケーション構築を担当し、早稲田大学は量子アルゴリズムの開発を担当します。
半導体製造業は、生産性向上とコスト削減が急務であり、量子技術はこれらの課題解決に大きく貢献する可能性を秘めています。Quanmaticと早稲田大学は、この事業を通じて、半導体製造業における産業競争力強化とエネルギー効率の向上に貢献することを目指しています。
Quanmaticは、2022年10月に設立された、量子・古典計算技術のアルゴリズム知財と研究成果をビジネス課題に適用するための最適化エンジンを開発する企業です。世界中の情報の活用を促進するために、ハードウェアに依存しない汎用的なソリューションを提供しています。
NEDOの「量子・古典ハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業」は、量子技術と従来技術を融合させ、社会課題解決と産業成長に貢献することを目的としています。本事業は、量子技術の社会実装を加速し、我が国産業の競争力強化に大きく貢献すると期待されています。