食料ロス国際デー
2025-09-19 16:02:25

大阪・関西万博2025で食料ロス削減を考える国際デーイベントのご案内

大阪・関西万博2025での食料ロス削減イベント



国連は、食料ロスおよび廃棄の削減を社会的喫緊の課題として認識しています。2019年12月19日、国連総会は決議74/209を採択し、毎年9月29日を「食料ロス・廃棄啓発のための国際デー(IDAFLW)」として制定しました。この日は世界中の人々が食料ロスと廃棄の問題を学び、行動を起こすことを促すための日です。

食料ロスと廃棄の削減は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)にも掲げられています。具体的にはSDG12のターゲット12.3において、「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、生産・サプライチェーンにおける食料ロスを減少させる」としています。現時点で世界の人口は82億人を超え、2050年には約97億人に達すると予測されています。この急増する人口に対し、すべての人々に十分で栄養価の高い食料を提供するためには、農業・食料システムの持続可能性を高める新しい取り組みが求められます。

食料ロスの削減は、天然資源や生物多様性の保護、環境汚染の削減、温室効果ガス排出の削減に寄与します。これにより、効率的で持続可能な農業・食料システムを実現し、食料安全保障を強化することが可能となります。さらに、食料ロスを防ぐためのイノベーションや循環型経済のアプローチが新たな雇用を生み出し、人々の生活向上に貢献します。

そのためにも、今こそあらゆる立場の人々、すなわち生産者、企業、市民、学術機関などが協力し、食料ロス・廃棄削減の取り組みを強化する必要があります。これが未来の「食の安全保障」に繋がるのです。

特に、2025年に開催される大阪・関西万博では、国連食糧農業機関(FAO)がこの重要なトピックに関するイベントを実施します。このイベントでは、日本における食料ロス削減の意識を高めることを目的としています。詳細は以下の通りです。

イベント概要


  • - 開催日:2025年9月29日(月)
  • - 時間:午前の部 11:00~12:30 / 午後の部 14:30~16:00(予定)
  • - 会場:大阪・関西万博2025 国連パビリオン イマーシブシアター
  • - 主催:国際連合食糧農業機関 (FAO)
  • - 言語:日本語/英語(必要に応じて逐次通訳あり)
  • - 内容:食料ロス・廃棄に関するミニ・ワークショップ(各回約15分程度)

このイベントに参加して、食料ロス・廃棄についての理解を深めてみませんか?お待ちしております!


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会社情報

会社名
国際連合食糧農業機関(FAO) 駐日連絡事務所
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1パシフィコ横浜 横浜国際協力センター5階
電話番号
045-222-1101

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