ココロゴトカフェが新たにオンラインショップを開設しました

ココロゴトカフェが「Cocorogoto Online Shop」を開設

東京都渋谷区を拠点とする株式会社アイディアヒューマンサポートサービスが運営するココロゴトカフェは、この度新たに共同体の支援と購買を結ぶ「Cocorogoto Online Shop」をオープンすることを発表しました。本ショップは、特にウクライナ避難民のハンドメイド作品に焦点を当て、彼らの文化とアイデンティティを保つ手助けをすることを目的としています。

ウクライナ避難民とその文化

最近のウクライナ避難民の多くは、軍事的な背景から日本に避難しており、言語や文化の壁を越えることは容易ではありません。彼らが抱える課題に対し、ココロゴトカフェは、アートやハンドメイドを通じてアイデンティティを維持する手段を提供しています。特に、刺繍やビーズワークなどの伝統的な技術を学びながら作品を制作することは、言葉の壁を乗り越える有効な手段となっています。

さらに、就労に対する障壁が多い彼らにとって、ハンドメイドは自分のペースで始められる仕事の一つです。心理的な負担を軽減し、家庭との両立もしやすいため、多くの避難民がこの活動に取り組んでいます。

Cocorogoto Online Shopの概要

このオンラインショップでは、ウクライナ避難民が制作したハンドメイド作品に加えて、ココロゴトカフェの人気メニューや、セラピーグッズも取り扱います。特に、売上の一部はウクライナ避難民の支援金として寄付される予定です。

商品販売は2025年12月8日（月）から開始され、公式サイトにてアクセス可能です。お客様は、ウクライナの作品を通じて、直接的な支援を行うことができるようになります。この取り組みは、単に物を販売するだけでなく、避難民の方々と日本の支援者たちとの架け橋となることを目指しています。

ココロゴトカフェの役割

ココロゴトカフェは、2014年のオープン以来、誰もがカジュアルに心理カウンセリングやセラピーを受けられる環境を提供してきました。青山にリニューアルしたこのカフェでは、カウンセリングだけでなく、アートセラピーなども取り入れています。ウクライナ避難民にとっては、仕事の場であると同時に、心のケアを受ける場所にもなっています。このような環境が、彼らが新たな生活を築く手助けとなるのです。

また、ココロゴトカフェは、心理業界の全国団体と連携し、専門的なメンタルトレーニングやカウンセリングも行っています。彼らの活動は、単なる支援に留まらず、長期的な心のケアにも役立つものであると言えるでしょう。