日本初の移動式立体多重音響型お化け屋敷「無顔」
今年の夏、恐怖を求める人々に新たな体験を提供するのが、日本初の移動式立体多重音響型お化け屋敷「無顔」です。7月12日より東京タワーを皮切りに、沖縄を含む全国各地へ巡回していくこの驚くべきプロジェクトは、踏み入れる勇気を試される新感覚の恐怖体験。特設サイト(
mugan.info )で詳細が公開されており、その魅力に迫ってみたいと思います。
「無顔」は、トラック一台分のスペースがあれば、全国どこでも開催可能という画期的なアイデアから生まれました。そのため、従来の常識にとらわれることなく、狭い空間を生かし、極限まで洗練されたアナログ技術と、最先端のデジタル技術が融合しています。これにより、狭いトラックのコンテナ内で、身の毛もよだつ恐怖が待ち受けています。
無顔の3つの特徴
1. 驚異の造形と特殊メイク
まず注目すべきは、特殊メイクアーティストAmazing JIROが手掛けたリアルな恐怖造形です。世界でもトップレベルの技術を駆使し、観客を驚かせる演出が施されています。顔が焼けたような不気味なマスクを被ったキャラクターが、あなたを迎え撃ちます。
2. 立体多重音響システム
次に、Sound edgeとの共同開発による立体的な音響システムが導入されています。このシステムは、複数のスピーカーを用いて音のレイヤーを重ね、通常の聴覚では感じられない異次元の恐怖を作り出します。身体全体で体感する音場が、没入感と恐怖感を倍増させています。
3. オリジナル短編映画
さらに、品川ヒロシ監督によるオリジナル短編映画も展示されます。この映画は、「無顔」の全体のストーリーに連動しており、視聴することでより深い理解と楽しみが得られます。入口で上映されるこの短編は、観客を恐怖の世界へ引き込む重要な要素です。
開催情報
料金は一律1,000円(税込)で、所要時間は約5分、定員は5名となっています。開催地域は順次特設サイトで公開予定です。
今後のスケジュール
- - 無顔 in 渋谷: 2021年7月2日~3日、渋谷センター街オープンスペース
- - 無顔 in 東京タワー: 2021年7月12日~8月14日
- - 無顔 in 沖縄: 2021年8月16日~8月25日
- - 無顔 in 鹿児島: 2021年8月27日~29日
- - 無顔 in 東京スカイツリータウン: 2021年10月9日~10月31日
クレジット
「無顔」のプロジェクトは、特殊メイク界で高い評価を得ているAmazing JIROをはじめ、品川ヒロシ監督など豪華な面々が携わっています。イベントの概要や新型コロナウイルス感染症対策も特設サイトで詳細に公開されているため、安心して体験を楽しむことができます。
最後に、Amazing JIRO氏はこのプロジェクトを通じて「狭小空間で新しいエンターテインメントが生まれる」と呟き、参加者へ新たな恐怖の世界を提供する意気込みを示しています。これからの夏、本当に恐ろしい体験が待ち受けていることでしょう。