地域貢献カフェ「つむぐ」
2025-08-19 09:22:31

大阪市で地域貢献を目指す新しいカフェ「つむぐ」がオープン

大阪市で地域貢献を目指す新しいカフェ「つむぐ」



大阪市城東区にて、学生と福祉事業所のコラボレーションによる地域密着型カフェ「つむぐ」が期間限定でオープンしました。このカフェは、株式会社道が運営し、大阪経済大学の浅田ゼミの学生とともに地域ビジネスの新しいモデルを実践しています。

カフェ「つむぐ」の概要



「つむぐ」は、8月23日と30日にプレオープンし、誰もが気軽に立ち寄れることを目指した憩いの場です。ここでは、学生が運営し、福祉事業所の利用者が関与することで、地域のコミュニティを形成します。また、福祉事業所の製品を学生が販売する「くすのきエール・マルシェ」から発展したこの事業は、利用者が「自分たちの店」と感じられる環境を作り出しています。

提供メニューには、クリーミー生ハムコッペやたまごと炙りチーズのごちそうコッペなどがあり、価格は500円から600円と良心的です。特に学生考案の「オリーブしらネギコッペ」は、子供でも美味しく食べられるよう工夫されています。また、カフェで提供されるハーブは、事業所内で利用者が育てたもので、彼らの達成感を高める要因ともなっています。

学びとやりがいのある環境



このプロジェクトは、単なる支援から「共につくる」関係の構築を目指しています。学生はカフェの運営によって、マーケティングや会計の実務を学び、一方で福祉事業所の利用者は、自ら仕掛けたメニューを通じて社会とのつながりを実感します。これは、双方がウィンウィンの関係を築くことを目指した、地域連携型ビジネスの新たな形です。

また、大阪経済大学の中小企業診断士資格を持つ教員が参画し、事業計画の立案や助言を行うことによって、活動の実行力を高めています。これにより、学生の学びや福祉活性化、地域経済の循環を同時に実現することが期待されています。

今後の展望



「つむぐ」の取り組みは終着点ではなく、さらなる可能性を秘めています。今後は地域で新たな出会いを創出し、障がい者雇用の促進にもつながることが期待されます。11月下旬には「キッズスマイルフェスタ」にも参加予定で、他大学との連携を通して、地域の中で学生と福祉が生き生きと関わる機会を作っていきます。

さらには、2026年春にはクラウドファンディングを実施する計画があり、継続的な資金調達や社会的発信を目指しています。最終的には常設型カフェを地域に根ざしたものにすることが視野に入れられており、大学と福祉事業所が協力し合って進化を続ける姿が期待されています。

「つむぐ」の場所と営業時間



プレオープンの「つむぐ」は、BlanCo.というレンタルキッチンスペースで行われています。アクセスは地下鉄鶴見緑地線の蒲生四丁目駅から徒歩5分という便利な立地です。営業時間は10:30から17:00まで、公式サイトや電話番号も用意されています。

大阪市で地域貢献を目指すこのカフェ「つむぐ」は、学生と福祉事業所が共に手を取り合い、新たなコミュニティを築くための第一歩となることでしょう。今後の展開が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社 道
住所
大阪府大阪市東淀川区菅原4-11-1ビスタ新庄ハイツ2 202
電話番号
06-6990-1261

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